魂の体験学習はパラレルワールド、魂的な人類の篩い分け 纏め

魂の体験学習する境遇はパラレルワールド

私たちが自らの目や五感で認識している三次元領域の物質界と言う世界は、生きている実感がリアリティーに有りますが実在・実体ではなく、マーヤ(大いなる存在が作りあげた魂の修行場)・幻影・幻想であり、それを創り出した意識が実在しているだけだと仏典にあります。
現世に於いて今は同じ世界の次元領域に私たちは同じ様に認識して住んでいると見えていても、実のところ人は夫々の心・意識状態が大きく異なり互いに相違が現れます。
自分で夫々の過ぎ行く時間の刹那を見つめ、不可解で不思議な人生の展開や変化とその理由を十分に考察し把握してきた人々だけが、多次元多層界にあるパラレルワールドのメカニズムを垣間見ることができるのです。
現在は過去から続くタイムラインのリアリティーの領域幅は、何十倍にも拡大されて夥しい階層にも形成されて行き人類の霊的な「篩い分け」の時期は続いており、大きく分けてもすでに幾つものパラレルワールドに分離して来ているのです。
真の人間は神道・神智学・心霊(研究)科学によれば、身体だけではなく多重多層界の存在であり、意識・心・魂・霊体などですから、人格・霊的に進歩向上をしない限り、それぞれの環境・境遇に相応しい波長・振動の、パラレルワールドの同類領域にしか生きられないのです。

私たちが目にし感覚が認識して体験している現世のリアリティー世界は、各自の魂・霊性のレベルに因る波動・バイブレーションの違いにより相応しい心・意識の境地に応じて現世に差異が生じてきます。
私たちが次元上昇して上位の階層領域帯へステップアップするかどうかは、私たちの霊的なバイブレーションが私たちを上昇させる、臨界レベルかどうかにより決まります。
高尚で愛念・利他に生きて神性に覚醒を遂げた聖人並の方々も居れば、一方では、悪辣で殺人・傷害・詐欺・泥棒・恐喝など利己的な生き方の犯罪者などの様に、ポジティブな上位の階層領域帯からネガティブな下位の階層領域帯まで、様々な現実を体験する幅広い多階層の帯域が用意されています。
人生には様々な選択肢が用意されて、魂の修行・試練に相応しい万人に万通りの方法による人生体験・学習で、自然(神)から必要に応じて提供された無数からなる階層のリアリティーの現世が存在しているのです。
今の境遇は魂の進化と上昇に必要な体験・学びの場所だと認識しましょう。
自分の道を進み「課題・試練」を速やかにクリア出来る人と、クリア出来ない人が存在しますが、どの道を選んでも私たちは遅かれ早かれ最終的に同じゴールに着くことになります。

人生に於ける様々な魂の課題・試練についても、一つ一つクリヤーしないと次なるステップのレベルへは上がれなく、各自は霊的な準備が整うまでは次元階層を超えて、先に進めないようになっているのです。
今は世の中の事象が互いに見たり聞いたりと容易に認識されますが、これから年月が経つに連れて夫々に相互の存在や様子は徐々に疎遠し疎通も減少して、やがて霞が掛かった様にハッキリと見たり聞いたりが出来なくなったり、さらに全く見えなく聞こえないと言う、風の便りさえ無くなる方向へ進展するでしょう。
品性(霊性)を高めて徳を積む方法について、人は夫々に魂の学習や体験した期間の違いと霊的なレベルにより、真理の教義を皆と一緒に聴くことは出来て一様に真理とかの内容を知識として得たとしても、人格(霊格)や品性(霊性)や境地・心境の格差の違いがあります。
ですから、心を伴って実践するに当たり一般にいう相互とか互助ではなく、霊的な気付きとか目覚も違い親子・兄弟姉妹・夫婦・恋人・親友・仲間などであっても共同には出来なく、他者とは同じ意識や言動を一様には執れないのであり、各自の霊的なレベルに応じた真心と愛念による努力があってこそ可能となるのです。

魂的なレベルに人類の篩い分け

世の中は五次元の世界へ向かう人々と、今まで通り利己的な生き方を送り、様々な災難や紛争や事件に巻き込まれて悲惨な人生を送る人々に分かれて来ますが、旧新どちらの世界へ進むかは私たちの潜在意識や霊性・魂の持つ、波動・周波数・振動の状態がどちらの領域に一致するかどうか次第です。
過去の出来事で何時迄も他人を恨んだり憎んだり妬んでいるとか溺愛過ぎると、それらは執着心になり魂的な進歩を阻む事になり、過去の事象を解き放す覚悟が必要になります。
五次元領域へ入るのは未だ先の事ですが、私たちは今より高い次元に移行するに伴い多くの変化のステップが、さらに今まさに起ころうとしている物理的な学習の卒業を前にして、残された僅かな時間ですが魂の体験で課題を学んでいるのです。

上位の階層領域に属する人々
チベットやヒマラヤとかインドなど世界中で霊的な修行や儀式をしている、シャーマンや修験者やヨギや法輪功などの高僧・覚者とか、故マザーテレサの様な無私で利他の奉仕活動をしている高徳な人々となるでしょう。
中には、準聖人並み以上の霊的レベルの人々は個人の選択により、地球での体験又は遷移過程に従うことを希望しない人たちは、彼ら自身の次元波動に適合する別の優良な惑星上で進化のサイクルを続けることになります。
魂・霊性のレベルが上昇の移行プロセスに達した人から、身体のDNAが活性化されて次第にアセンションの始まりが起きて徐々に変容して行きます。
霊性が一段と高くなり神性に覚醒を遂げて準聖人の霊的なレベルへと進化向上する人々は、無意識の内に選択をして最上階層領域の五次元世界へ移行する、パラレルワールドのタイムラインへと続いてやがて繋がります。

中間階層領域に属する人々
神の人類への審判で基準に合格した人は救済に値するレベルに到達したことであり、努力により「新しき世界」へ移行出来るでしょう。
霊的に浅く眠り未だ目覚めていない魂・ソウルは現在の次元に残ることを選択した者で、彼らにとってより高い次元に一足飛びに行くことは決して許されないでしょう。
中間階層領域に残留された人々は、今回に於ける次元上昇で移行の見込みがある人々となり、利己心は未だ強いですが努力により次第に意識の高尚から霊性を高めて、霊的に目覚めた上で神性に覚醒を遂げて次元上昇を果たすことが先決です。
それで、準聖人の霊的なレベルへと進化向上すれば、上位の階層領域タイムラインへステップアップして、神意にまで高尚になれば準備が整い五次元世界へ移行する、パラレルワールドへやがて繋がります。
学ぶべき事柄が先に進む前に教訓・学習体験の過程がまだ残されているのです。
訪れている次元上昇の一遇チャンスを生かすには今迄の心遣いを顧みることを始め、生き方と人生観の認識を新たにして怒りや恨みや憎しみを鎮めて心で和解して「許す」ことで、執着を解き放し心を楽にして意識を安静にして言動を慎み、聖なる方向へ生きる様に本気で取り組む必要があります。

下位の階層領域に属する人々
霊的に深く眠っている状態でどちらかと言うと、目に見えるものだけを信じて金品に執着したり、ネットの掲示板やブログとか交流サイトSNSなどに依存する様になり匿名性から本心が剥き出して、日頃の不平不満や怒りを発散すべく罵詈雑言とか誹謗中傷で溢れて、聞くに耐えない言葉が氾濫して穢れているのです。
邪悪と狡猾と利己的で残忍と悲惨な戦争を始めテロとか犯罪を行なったり、資源や食料を争奪したり利権や覇権の争いや独占で貪る人々は、霊性が低く過ぎて意識と言動がネガティブであり、神の御心には適いません。
殺人・傷害・詐欺・泥棒・恐喝・不正・偽装・粉飾などの犯罪者を始め、虐待や乱暴・暴力や噓偽りや虚栄や薬物中毒の生き方とか、自尊心を傷つけられて直ぐに逆上したりする様では無理があります。
それに人を見下すとか気に食わないと怒鳴り散らしているとか、貪欲・執着・依存・自我・溺愛・傲慢が強いなどの様では、知らない内にネガティブな最下階層領域の選択をしたことになります。

精神が下劣で貪欲と執着に溺れ、霊性が余りにも未熟過ぎる人々は努力の甲斐は乏しく、五次元世界への移行は縁遠い領域であり、今回は次元昇格の見込みはありません。
地球が高次の波動エネルギーレベルへのステップアップを繰り返し行っていますから、遷移状態に伴い私たちの心身も緩やかで徐々に変容して行かざるを得なくなりますが、未熟で利己心が強過ぎて無理があります。
精神が下劣で人格(霊挌)や品性(霊性)が低過ぎる未熟な人々は、次元波動の上昇で幾つもある段階的なある臨界点(トリガーレベル)を過ぎると、バイブレーションのギャップが大きくなり過ぎて地球に留まる事は出来なくなります。
未だ準備が出来ていないと決めた魂・ソウルは地球を離れて別の相応しい惑星で学習・体験を続けることになり、それに相応しい進化途上にある領域で未熟の惑星へ時期が来れば死して、魂は別の不良星へ送還されます。