こんにちは、ぷく太郎ママです
昨晩はとっても温かい物語を読み終わったので、今日は朝から心がほくほくしています。
2023年40冊目
作者:よしもとばなな
題名:サーカスナイト
出版:幻冬舎文庫
▼ あ ら す じ ▼
ものの声を聞くことができるさやかに起こる、奇妙で温かい出来事たち。
愛する人との娘、気持ちのいい義母、かつての恋人。それらとの日々が、過去の悲惨な出来事を少しずつほぐしていく。
身も心も癒やされる物語。
▽ か ん そ う ▽
よしもとばななさんの作品は、包み込んでくれるような優しさがあって、懐の深さがあって、全肯定してくれるような温かさがあって、一般的な共通語で言うと、それは愛なのだろうと思う。
そしてこの作品は、その中でも特に、その『愛』がひときわつよくて、その愛に触れるたびに涙が出そうになるくらい温かかった。
定期的に読みたい作品のひとつになりました。
ストーリーは突拍子もなくて、浮世離れしていて、でもいろんな形の愛があって、『私は私でいい』と許されている気分になれた。
本当に心がほっくほく。
よしもとばななさんのお話って、スピリチュアルな感じが強いし、設定だけ見たらトンデモ設定が多いのだけれど、なぜか自然に受け入れられるし、あぁ、そういうもんかってなれる鷹揚さがそこにはある。
あぁ、読めて幸せでした。
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