ボブ・ディランの栄光や苦悩が描かれた作品です。

ミュージシャンの映画なので、ずーっと音楽が流れているのが心地良くて、
終わるのが惜しい!気持ちにさせられます。
ディランを演じるティモシー・シャラメは5年間かけて歌と演奏を猛特訓し、
ディランの楽曲を50曲ほど習得したそうです。
アカデミー賞は受賞できませんでしたが、素晴らしい演技力でした。
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半世紀前、私たちの青春時代はフォークソング全盛期でした。
3年前に亡くなった親友・M子さんと、フォークの波に浸り、
いつも歌を口ずさんでいたものです。
当時流行っていた、ガロの『学生街の喫茶店』で
初めてボブ・ディランという名を耳にしましたが、

情報も映像もほとんど無い時代で、ボブ・ディランって誰?・・・
でも、その後聞いた『風に吹かれて』は心惹かれる曲で、
熱中したのを覚えています。
そしてあの頃は、とにかくジョーン・バエズに心酔して、彼女の歌ばかり歌っていましたが、
ボブ・ディランとジョーン・バエズの関係については初めて知りました。

この映画で、あの頃にタイムスリップして・・・
ああ、懐かしい!
♫ How many・・・
耳から離れない!