よしっぺの独り言

おばばの気まぐれ生活

大阪の一日

2013-04-23 19:37:49 | 日記

造幣局の桜を充分堪能した後、次の目的地に向かった。

せっかく観賞した桜たちの種類を列記しておこう。

観賞順に今が満開の関山、晋賢象、松月。懐かしい名前の泰山府君(中国の泰山の神)を

祭り花の命を長らえた故事。登山したことを思い出しておりました。

あと、紅玉金吊、二尊院貴賢象、数珠掛桜、菊桜、紅華、鐘馗、こんな名前も簪桜、手弱女、鎌足桜・・・。

奥ゆかしい名前過ぎて・・・でもなんか素敵な気分になりますね。

 

目的地に早く着きすぎたので、目に飛び込んできた心斎橋通りの文字に誘われぶらつくことに

しました。

とにかくい沢山の店舗が延々と並び、ほどほどで引き返しました。

でも安いのでツイツイ財布のひもが緩みました!(^^)!

午後2時からの開演。

場所は難波別院御堂会館というところ。

   なぜかこういうのに心が傾注し足を運ぶ吾輩である。

来賓の元市長の平松邦夫氏の挨拶も、軽妙に大阪感が溢れていた。

84歳の演劇界の第一人者新屋英子氏の2000回を遥かに超える

一人芝居。

在日のオモニー(おかあちゃん)たちの悲哀である。

開幕するや否吾輩は涙腺全開、なぜこうも胸を掴まれるのかと

思うのだが、両親への思い、小さいころの友人への哀愁というか

とにかく吾輩の琴線に触れてしようがないのである。

涙を流すのはいいことだと誰かの本に書かれていたが

この劇場にいたすべての人々に溢れた涙の色はブルーでは

ないと思った。苦しい涙を経験した事を忘れてはいけないと思った。

 

 

 


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