黄色や橙色の葉が風でひらりひらりと舞う
川辺の散策路をのんびり歩いていたら
キセキレイが飛んで来ました
川辺では1年に数回しか会えないキセキレイ
前に出会ったのは市内の山の渓流
秋になって移動してきたのかなと思って
しばらく眺めていました
すると
「ジジッ ジジッ」と鳴く鳥がやって来て
キセキレイを追い払うように威嚇します
追われるように草叢の中へ逃げて行きました
その声の主は…
同じセキレイ科セキレイ属の
セグロセキレイです
ここは自分の縄張りと
主張するかのように
キセキレイを追い払ってしまいました
突然の来訪者に驚いたのかもしれません
セキレイ類はすみ分けをするといわれ
ハクセキレイは
一時的に河川を利用し
セグロセキレイは
砂れき地のある河原に固執し
キセキレイは
山地や亜高山の渓流を好むといわれています
*「野鳥図鑑」 著者 石田光史 ナツメ社より
市街地では3種が混在し
川辺のセグロセキレイは
お気に入りの場所を
守っているようにも見えました
こちらはセグロセキレイの近くで
のんびりと餌を探し回るイソシギ
ここで見かけることが多く
お気に入りの場所となっています
川辺もすっかり秋の装いになりました
季節ごとに様々な鳥が訪れます
南へ渡って行く鳥
北から渡って来る鳥
それぞれが過ごしやすい所を見つけ
体を休め餌を探します
留鳥といわれる鳥も
みな同じ川辺にすむ仲間として
何とか折り合いをつけて
共存する術を探っているのかなぁ
などと感じた朝の散歩でした(*^_^*)
2024年10月24日撮影
撮影地 宮城県仙台市