寒さが一段と厳しくなってきました
都心でも初雪が観測されたそうですね
歩いていると
吐く息が白く手が悴んできますが
いつものように“ぶらり川辺散歩”
ユリカモメが1羽飛んで来ました
⛄~❄️~⛄~❄️~⛄~❄️~⛄~❄️~⛄~❄️~⛄
ユリカモメは冬鳥として全国に渡来
仙台市の海岸付近だけでなく
広瀬川中流域の散歩コースにも
飛んで来ました
成鳥の冬羽は頭部が白く
体上面は青みのある灰色です
体下面は白く初列風切の先端が黒色です
嘴が赤色でその先端は
黒ずんだような色になっています
和名のユリカモメは「百合鴎」と書きます
『野鳥図鑑』の著者石田光史氏は
由来について
内陸部にも生息することから
「入江鴎(イリエカモメ)」が転じて
ユリカモメになったと述べています
また『野鳥の名前』の著者安部直哉氏は
語源について
定説はないとした上で
「百合鴎」と書くのは江戸末期以後のことで
「ササユリやテッポウユリのように
綺麗な鴎」という意からであろうと
述べています
冬羽は白百合のように綺麗な白色ですが
夏羽は頭部が焦茶色になるという百合鴎
お茶目でのんびりぷかぷか羽を
休めているのかなと見ていると
ハクチョウやオナガガモの群れの中に
1羽だけ混じり採食したりしています
他の冬鳥と共に無事に冬を乗り越えて
旅立って行く日まで
静かに見守っていきたいと思います(*^_^*)
2024年12月16日撮影 撮影地 宮城県仙台市