兎の耳         - 踊る兎☆まみーにゃのフラメンコブログ★

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「兎一族 ラス★ラビータス」の活動情報や日々の徒然日記を公開。

1027八王子グランデセオ★と兎せんせいの涙。

2007-10-28 07:43:52 | その他ステージ★
10月27日(土)

台風接近でございます。
大雨じゃあじゃあ降っておりました

兎せんせい的「秋の三連ちゃんステージ
①銀座、②八王子、③船橋アンデルセン公園の二つ目が終わりました。

本日大ベテランの先生方とご一緒し、八王子グランデセオに出演いたしました

今年二月のJerezにておいしいお酒を飲み、そして語り明かし、お世話になったお二人の踊り手でございます。
そして、はるばる宮崎よりその時の仲間であるミカちゃんぴーまんご夫婦が台風を引き連れ、やってきたのでございます。

出演者は16時半集合、リハーサル
ギターのMORIさんが一番、マミーニャ二番、カンテのもぎさんが三番、そしてちゃーさまとゆきさまがいらして、ひととおり挨拶をすませ、17時過ぎにぼちぼち始めた次第でございます。

リハーサルは納得がいくまで、ギターの方やカンテの方と合わせ、パルマの注意点や、全員がとまるべきところの合図など、先輩方のステージ作りは大変勉強になりました。

一部ステージ、20時定刻にスタート
セビジャーナスで元気よくチカラいっぱい踊ってしまい、席につき息切れがし、ぜいぜいしてしまったマミーニャは、休む間もなくトップバッター(また野球か?)タンゴ・デ・マラガを持っている力を振り絞って踊ったのでございます。
そして、ゆきさまのタラントは軽やかなエスコビージャの音が心地よい、しっとりとした美しい舞いを魅せ、ちゃーさまのアレグリアスは自称「アレグリアス燃え尽き症候群」の、非のうちどころがない、素晴らしくそして粋なもので、思わずうっとりとしてしまいました

そして第二部。
マミーニャは反省点を残しつつ、気持をガロティンに切り替え、帽子を持ってステージに向かい、キューティーバニー(磯野商店衣裳部 制作)で元気いっぱい兎らしく踊りました。
ゆきさまのシギリージャは、均整の取れた身体を生かし、また美しさをひときわ際立たせ、正確なエスコビージャで追い込み、そして堂々と帰っていく姿はやはり貫禄あるものでございました
最後を飾るのはやはりちゃーさまのファルーカでございます。
マミーニャはこのちゃーさまのファルーカのもととなった、はびえるらとーれさまのクラスでちゃーさまとご一緒させていただき、毎日難しい振りに四苦八苦しているところを助けていただいたのでございます。
ヒターナのような雰囲気を醸し出し踊るちゃーさまのファルーカは、はびえるさまらしい振りとちゃーさまのセンスが合わさった、とてもかっこいい踊りでございます。

ただひとつ残念なことに、マミーニャ大のお気に入りはびえるさまの振付け「白鳥の湖(ちゃーさまといつもそう呼んでいた)」については、「あー、あれ?却下却下」とあっさり却下されてしまっていたことですが、確かにマミーニャもあれをタブラオでやる勇気はございません

最後は本日お誕生日を迎えたお客様にお祝いの唄をプレゼントして、ミカちゃんぴーまんのラブラブセビジャーナス、ちゃーさま生徒さんたちの可愛らしいちびっこセビジャーナスで幕を閉じました。

いたらぬ点も多かったと思いますが、優しく見守ってくださった先輩方、ご指導、そして楽しいステージご一緒させていただきありがとうございました。

ギターのMORIさま、細かく丁寧な確認、安心して踊ることができました。ありがとうございました。
カンテのもぎさま、ようやくご一緒させていただく機会がもて、踊り手を気遣ってくださる姿勢と歌声にしびれました。また振り返ると素敵な笑顔でにっこりと微笑んでいただき、気持ちよく踊ることができました。ありがとうございました

いつも兎せんせいを応援してくれる、りえちゃんまきちゃん、そして陽子ちゃんとそのおともだち、ありがとうございました。

その他、雨のなかいらしてくださった皆様、本当にありがとうございました。




緊張とプレッシャーの中で今日のステージを終え、兎せんせいの生徒さんたちや友人に挨拶に行き、あらためてミカちゃんぴーまんと再会を喜び、そして着替えに楽屋へ向かおうとしたその時、マミーニャ一番の理解者であるOFC社長に呼び止められたのでございます。

いつも社長からは叱咤叱咤叱咤そしてやや激励ぐらいの割合で助言をいただき、日々改善を目指しがんばってきました。
ですが、の歩みなため、なかなか思うようにいかず長い間悩んできたのでございます。

社長とのつきあいは、まだ兎せんせいがフラメンコ練習生だった頃にさかのぼり、なんだか似ている境遇に意気投合、あれよあれよという間にマラガでのひとときを一緒に過ごし中野スペインバルモンキーパッドにて悩みを聞いてもらい、根気よくスペイン語を教えてもいただきました
舞踊団員として頑張っていた頃は、小さなクマとお花を欠かさず持って観にきてくれたのでございます。
そして兎せんせいとなり、いつしかクマはウサギへと変わり、
『これが10個たまったら大きい兎ください』と、マミーニャの成長を図るものとなっていたのでございます。

タブラオでびゅーしてからは、なかなかいい踊りを見せることができず、小さなクマとウサギはずっと9個のままでした。

それが今日の八王子ステージにて
「今日はよかった
と、大きなウサギを手渡されたのでございます

               
今年一番の嬉しい出来事でした。
誰に褒められるより、社長に褒められることが嬉しくて、兎せんせいはステージの上で涙をこぼしてしまったのでございます
恥ずかしながら、こどものようにわんわんと泣いてしまったのでございます
やれどもやれども上達せず、踊り手をやめたくなってしまった時もありました。
それでも社長の愛ある助言あればこそ、ここまで頑張ってこれたのです。

本当に嬉しかった。
ただただ嬉しかったのでございます。

社長をはじめ、沢山のひとたちに支えられて兎せんせいは生きています
そしてこれからも、兎せんせいとして「愛と勇気を与えるステージ」を作り続け、恩返しをしていきます。

「技術的にも全部よかったというわけじゃないんだからねっ
いやいやご健在で。
チクリとやられました

それでも今日は今年のステージ後一番の安堵を胸に、嬉しいきもちいっぱいで大きなウサギを抱いて眠りについたのでございます。

<いただきもの自慢>

 
コメント (2)
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