Loomings

映画・舞台の感想や俳優さん情報等。基本各種メディア込みのレ・ミゼラブル廃。近頃は「ただの日記」多し。

日記です

2022-10-23 21:09:11 | 雑記

このところお布団にくるまってぐっすり眠れています。朝はまあまあ早く起きることができました。
空には雲もかかっているものの概ね晴れ。気温も昨日より大幅に上がり、日中は24℃くらいにまで達した模様です。家の中では半袖Tシャツで過ごせました。その割に洗濯物がスッキリ乾かないのは湿度も上がったのか、太陽が遠ざかりつつあるのか……二十四節気で言うと、今日はもう「霜降」だったそうです。

朝はEテレ【日曜美術館】をリアルタイム視聴。国立博物館で開催されている国宝展、観に行きたいのはやまやまですが、日時指定予約制で、家から上野へ行くとなると宿泊態勢でないと……と思い、躊躇してしまいます。
お昼ごはんは昨日買って残しておいたビリヤニの半分。それを食べてから駅前スーパーまで買い物に。昨日買えなかった食料品をいろいろ買いました。行き帰りの道は日差しが強く、暑く感じるほどでした。
せっかく天気も良くなったことだし、近場で行われているハロウィンフェスティバルへ行こうかとも考えたのですが、子供たちがいないとモチベーションが上がりません。近隣ではかなり規模の大きいイベントで、ここ数年はコロナ禍で開催を見合わせていましたが(カボチャを飾る程度)、今年は感染対策を取りつつ再開することとなり、事前には少しワクワクしたものの、自分にとってはあくまでも子供たちと共に楽しむイベントだったようです。二人が小さい頃は、毎年楽しみにしていたのですが、バアさん一人でジャック・オ・ランタンの写真とか撮りに行ってもねえ……という気持ちです。

帰宅後は洗濯の続きをしたり、横になって読書したり。夕食はご飯だけ炊いて、作り置きのプルコギ風炒めに温玉やキムチも載せて丼にしました。
シャワーも早めに済ませ、大河ドラマに備えます。

『鎌倉殿の13人』本日のサブタイトルは「罠と罠」。
御所の修繕を鎌倉に命じる後鳥羽院。鎌倉にプレッシャーをかけると共に財政に打撃を与える狙いもあったかと思われますが、当然ながら御家人たちは和田義盛中心に猛反撥。義時は義盛の人気に警戒心を抱く。そして朝廷には更なる秘策も。
信濃源氏の一族と言われる御家人・泉親衡が打倒北条の陰謀を企てているとの情報が義時に伝えられる。内乱勃発前に陰謀は露見。泉親衡はそのまま行方をくらますが、和田義盛の子である義直、義重、甥の胤長も捕縛される。
義盛は一族98名を引き連れて(無数の和田義盛が!)彼らの赦免を嘆願。息子二人は赦されるも、胤長は縄をかけられ烏帽子も外されて連行される姿を一族に晒される屈辱を受けた上、配流の身となる。更に屋敷は没収、幼い娘もショックで病となり死亡するにいたり、義盛は義時への反感を強める。

発端となった泉親衡は、頼家の遺子・千寿丸を新たな鎌倉殿として担ぎ出そうと企んだと言われていますが、今作ではその一件には触れずじまいで、何の名目もない謀叛(未満)のような扱いでした。そしてこの泉親衡、生没年含め実像がよく判らない人物で、予告でも「謎の御家人」などと言われていました。キャストが誰かの情報もないのを不審に思っていましたが、乱が鎮圧された後に一瞬だけチラッと映ったその顔は——生田斗真さん!じゃなくて源仲章ではありませんか!
つまりこれも朝廷(あるいは院)の陰謀で、仲章はそのエージェントだったというわけです。意表を突かれて思わず笑ってしまいましたが、しかしこの泉親衡の乱が和田合戦の発端となるわけで……

御家人たちからの人望厚い義盛が目障りでならない義時は、三浦義村をスパイとして送り込んでまで(それでなくとも義盛は三浦一族の長老でもある)義盛の方から戦を起こさせるよう工作する。
父の所業に反撥する泰時は謹慎を命じられるが、陰謀を知った政子のとりなしや叱責、そして実朝その人の懇願もあり、義時と義盛はいったん和解することとなる。
これにより戦は回避されるか——と思いきや、和田の館では、戻って来ない義盛の身に何かあったのではと危機感を抱いた一族が挙兵準備を進めていた。その中にいた三浦義村は、土壇場で寝返る気満々だったが、怪しんだ巴が起請文を書くことを迫り、更にそれを焼いた灰を三浦の一党(その中には八田知家も)に御神酒(?)で飲ませる。常に強い者に付いて生き延びるのが三浦の行き方と語っていた義村も、ここに至って逃げ道を失う。その頃、義時は既に御所の守りを解いていた——

というところで来週へ続く。
再登場した歩き巫女の「おばば」(大竹しのぶさん)の「鎌倉は火の海になる」「由比ヶ浜に髭面の首が並ぶ」という予言を待つまでもなく、ついに和田合戦が始まってしまいます。おばばは、実朝と共に花見に来た千世に「今も寂しさはあるが幸せも感じているはず」という意味の優しい言葉も贈ってくれたのですけれどね。
相変わらず「世継ができない」ことで圧をかけられつつ、鎌倉殿とその御台所が心を通い合わせて仲良くしている様には少し安堵しました。

そして非情なる策謀をめぐらせ、ますますブラック化していく義時も、実は心の底からそんなことを望んでいるわけでも好きでやっているのでもないということが、本人ではなく周囲の人たちの言動から浮かび上がってくるのが巧いと思いました。
義時に向けての政子の「何に怯えているの?」「鎌倉のためという言葉にはうんざり」「戦をせずに鎌倉を栄えさせてみよ!」との直言。実朝から義盛への「和田義盛は鎌倉一の忠臣だ」「いつまでも側にいてくれ」という友情あふれる言葉。そして時房の「あのお方を嫌いな人なんていませんよ」(本当は兄上も和田殿が好きなはず)という、義時の本心に刺さる言葉——
あと少しで最悪の事態は回避できたはずなのに、なぜ人は人の言葉を真っ直ぐ受け入れて、その通りの道を歩いて行くことができないのかと嘆息してしまいます。

大河の後はEテレで【クラシック音楽館】。サイトウ・キネン・オーケストラがシャルル・デュトワを指揮に迎えての【セイジ・オザワ 松本フェスティバル】公演の模様が放送されました。現在24時間対応の看護を受けて自宅療養中という小澤征爾さんご自身も会場を訪れ、車椅子姿でステージ上にも姿を見せてくれました。現在SKO評議員を務める娘・征良さんの尽力もあり、コロナ禍を経て開催の運びとなった模様です。自分としてはデュトワ指揮『春の祭典』の力強い演奏も印象に残りました。

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