のち
朝のうち雲が多かったけれど、次第に晴れて気温も上がって来て、喪服類などをやっとまとめて洗うことができました。湿度は相変わらず高く、ちょっと動いただけで汗が出てきます。洗濯物を全部干し終えてからエアコンを入れました。
いつもなら「生協配達日につき在宅」の日ですが、今日は母が入居していた施設の退去日。ここ二週間ほどはいつ何が起きるか判らなかったため、生協商品の今週分は何も注文せず、心置きなく出かけることができました。
いつもの訪問時より少し遅めの時間を予約していたため、お昼も家の近くで食べて行くことに。このところ外食は麺類ばかりでしたが、今日は久しぶりにモスバーガーに寄ってみました。いつも頼む野菜バーガーに「まるごとレモンパイン」も付けてもらいました。初めはアイスオレかアイスティーにしようと思っていたのですが、体がよりスッキリした飲み物を欲したようです。そのレモンがまた尋常ではないほど入っていました！その名の通り全部合わせたら一個分あったのではないでしょうか。爽やかな酸味が心地良かったです。
電車は予定の時間より早く乗れて、施設の最寄駅にも早く着き過ぎてしまったため、駅ビルの書店などで時間を潰しましたが、疲れて来たのでバスも早めに乗り込みました。妹はその後の便で到着。
母の私物は昨日のうちに搬出していましたから、今日は退去手続き書類に、家族サイドの窓口を担ってくれていた妹が必要事項を記入して万事終了となりました。
ホーム長だけでなく、お世話になった看護師さんたちもお顔を見せてくれて最後のご挨拶。入居前もですが、入居してからも何度か病院に搬送されたり入退院を繰り返し、そろそろ危ないかも——と一度ならず言われていて、これほど長く居られるとは家族もスタッフさんたちも思っていませんでした。本人にとって長年の仕事から急にリタイアする形になったのは心残りだったかもしれませんが、最後の日々を穏やかに過ごすことができて良かったと思います。
自分たちも施設を去り、またバス→電車で帰路に。バスの車窓から見る風景にも四季おりおり目を楽しませてもらいましたが、この道を通ることもなくなるのだなと、なんだかしみじみとしてしまいました。
自宅の最寄駅に着いてから、スーパーやコンビニで食料品等を買って帰宅。真夏ほどの日差しはないものの、行き帰りとも暑くて疲れました。
帰宅後は、何はなくともまずシャワー。夜にゆっくりバスタブで疲れを癒したいと思っていましたが、とにかく汗を流したかったのです。
おやつは今日もアイスクリーム。録画しておいたNHK『慶次郎縁側日記２』の初回再放送を観ました。
全ての発端であり、旦那の愛娘で晃之助の許嫁でもあった三千代さんを死に追いやった常蔵。老若男女問わず関わる人すべてに不幸を撒き散らす、歩く災厄のような男でした。ヤツの罪業がお遍路旅に出ることで浄化されるなんてことがあるのか、娘がそれを共に背負う必要があるのか、ましてや辰吉さんまでもが——と割り切れない思いは残ります。それでも皐月さんの赤ちゃん、血の繋がりはなくとも旦那の初孫となるあの子が「希望」を運んで来てくれる、ということなのでしょうか。生まれた時には誰でも「希望」を背負っていたはずなのに……
夕食は冷汁。８月最後の日のシメが冷汁というのも良いものです。
食後ちょっと休もうと思って横になったら、そのまま暫くうたた寝してしまいました。やはり疲れが溜まっていたようです。それでもNHK【歴史探偵】は観ました。今日の特集は米騒動。地方の労働者（女性中心）による一般的なストライキが、他の地方や首都東京にまで拡大して「革命」に到る過程、自分は初めて知ることばかりで興味深かったです。
