Loomings

映画・舞台の感想や俳優さん情報等。基本各種メディア込みのレ・ミゼラブル廃。近頃は「ただの日記」多し。

日記です

2019-06-23 22:13:17 | 雑記

湿度高く、だるく眠く何もする気になれず。今日が久しぶりの、そして一日だけの休みが取れた娘と共に家でダラダラとしていた。

夜は大河ドラマ『いだてん』視聴。関東大震災の惨禍が描かれた先週に続き、今週は復興の第一歩が描かれる。
被災者や被災地に物資や食糧を運び続ける「韋駄天」金栗四三。しかし、人々に必要なのはモノだけではない。そういうときだからこそ、娯楽やスポーツが生きる力を取り戻すための糧となり、「種」となり得る。
時代とそこに生きた人間たちの感情に寄り添い、更に現代に通じる視点で様々な問題と、そして新たな希望も描き出され、いろいろな意味で涙が止まらなかった。
サブタイトルは「種まく人」。金栗や嘉納治五郎を初めとする体育協会の人たち、また語り手でもある志ん生師匠だけではなく、歴史的には無名の一女性だったシマも確かに自分の種をまいて行ったのだ。いつかそれが芽を出すことを願って。そうして、人の思いや願いは繋がる。続いてゆく。
このドラマが群像劇として始まり、第一部フィナーレである今回また群像劇として終わったのはそういうことだ。

何かと視聴率の低さばかりが取り沙汰される今作。しかし、今どき地上波リアルタイム一回限りの計測が絶対的な指標となり得るとも思えない。生活時間帯や様々な事情により、BSで観たり録画してじっくり観る人もいるだろう。
観てもいないのに視聴率やイメージだけでこの作品を批判する人間、表層だけ観て内容を理解する気もない人間は、はっきり言ってバカだと思うし、製作陣や出演者の皆さんには、ドラマを観る能力のない者の相手などする必要はない、どんどん振り落としていけば行けばいいと申し上げたい。
今夜のこの感動を味わえるのも、ツイッターなどでそれを共有できるのも、半年間ちゃんと観続けてきた者にのみ与えられる特権だ。
常識的には同じ視聴者を見下すような言説は避けるべきだと思うし、鍵なしアカウントで広言するつもりもないけれど、読む人など無きに等しい辺境ブログゆえ本音を書かせてもらいました。

『いだてん〜東京オリムピック噺〜』NHK公式サイト

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