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スピルバーグの子供たち

2009-02-10 22:57:56 | クリスチャン・ベイル

またこの一件を蒸し返すのも何ですが──
『ターミネーター4』撮影現場に於ける「クリスチャン・ベイル舌禍事件」については、いろいろな人が彼を弁護してくれる中、ドリュー・バリモアがやや変わった方向から発言しています。画像はもちろん『ET』より。

ここで触れたクリスチャン自身による公開謝罪については、その後、日本の映画サイトでも取り上げられています。
シネマトゥデイ
eiga.com
Cinema Cafe.net


早くにリンク切れしそうな eiga.com 記事を引用しておきましょう。

昨年7月に「ターミネーター4」(マックG監督/6月13日日本公開)の撮影現場でクリスチャン・ベールがカメラマンに対して浴びせた罵声のテープがネットに流出し、さまざまな波紋を呼んでいるなか、ベール本人がラジオ番組に電話で生出演して謝罪したことが分かった。

ベールが2月6日、約10分間の電話出演を行ったのは、ロサンゼルスのFMラジオ局KROQの朝の人気番組「ケビン&ビーン・ショー」。DJたちとの会話を通して、自分の言動が「まったく常軌を逸したひどいもので、決して許されるものではない。不良少年のような発言で非常に恥ずかしく、後悔している」と反省の弁を繰り返した。

さらに、「あのテープを聞いておそらく一番ショックを受けたのは自分だ」と心情を明かしたうえで、「自分の仕事に対する情熱ゆえのことだったが、それがひどく醜い形で出てしまった」と語った。そして罵った相手である撮影監督のシェーン・ハールバットとはその日のうちに和解し、その後も問題なく一緒に撮影を続けたことを強調、素晴らしい作品に仕上がっているので、自分の愚行のせいで「ターミネーター4」を見たくないとだけは思わないでほしいとリスナーに訴えかけた。

ベールが平謝りする一方で、同作のマックG監督は彼を擁護するコメントを出している。開催中のニューヨーク・コミコンのパネルディスカッションに出席した同監督は、「映画の現場というのは激しい感情の行き交う場所だから、ああいうことは起こるもの」だと語り、「クリスチャンは俳優の仕事に対してとても真剣な人間だし、第一もともとシェーンとはいい仲間なんだ。そういうコンテクストから切り離してあの罵声だけを聞くからおかしなことになる」とベールを擁護した。しかしその一方で、ロサンゼルス在住のDJが手がけたベールの音声のダンスリミックス「Bale Out」はなかなかいい出来だねとつけ加え、満場の観客の笑いを誘った。


自らの過ちを認めて謝罪し、でも映画自体は応援してほしいと語るベイルの対応を、日本の映画メディアは概ね好意的に受け止めているようでホッとしました。
画像へのコメントに「まじめさが裏目に出ました」とありますが、そんな感じで。
やや遅きに失したとは言え、マックG監督からも擁護コメントがあったそうだし、シネマトゥデイによれば「若いアーノルド・シュワルツェネッガーが登場か?」ということだし、映画の公開を心穏やかに待ちたいと思います。

さて、それでドリュー・バリモアですが、こういうことを言っていたそうです。
Barrymore's 20-Year Crush On Bale

「お互いに子役だった12歳の時、初めて彼に会ってからずっと夢中よ。今でも、もし彼が部屋にはいって来たりしたら、ボーッとなってどうしたらいいか判らなくなっちゃうわ」
という感じでしょうか。実際の年齢はドリューが一つ下みたいです。
どこかのイベントか何かでクリスチャンのことを訊かれて、例の件には触れずにこんな風に答えたということかも知れません。
当たり障りない社交辞令とも取れますが、子役出身スターとしてはクリスチャンの比じゃない波乱に富んだ半生を送って来た人だし、同じ「スティーヴン・スピルバーグ学校」の同窓生にエールを贈ってくれているみたいで、ちょっといい話と言うか、何だかほんわかした気持ちになりました。

彼女とスピルバーグ監督のこういうフォトもありますが、ドリューは小柄だからいいけれど、今のあんなにでっかくなったクリスチャンが同じことをしたら、監督はへし折れてしまいそうです

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