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カテゴリはこうですが、映画版『レ・ミゼラブル』やヒュー・ジャックマンの話題ではありません。
1995年、ロンドンはロイヤル・アルバート・ホールで行われたミュージカル『レ・ミゼラブル』10周年記念コンサートより、そのフィナーレ。世界17ヶ国から集まったジャン・バルジャン役の俳優さんが一堂に会し、それぞれの国の言葉で『民衆の歌』そして『ワン・デイ・モア』を歌います。
日本からは鹿賀丈史さんが参加しています。鹿賀さんはどちらかと言うとジャベールの方が知られている気もしますが、このコンサートの模様が日本で放映された時には進行役(ナレーター)を務めてしました。
まず歌い始めるのはオリジナルキャスト版及びブロードウェイ版の主演、このコンサートでも同役に扮したコルム・ウィルキンソンさん。
ロンドン版の二人のすぐ後がフランス版の人なのは原作に敬意を表してのことでしょうか。やっぱりフランス語の響きはいいなあ……と思いますが、それより心打たれたのは、チェコ、ポーランド、そしてアイルランドのジャン・バルジャンでした。この人たちの国は、20世紀になってもまさにこの歌が相応しい苦難の歴史を経験して来たのだと思うと、その力強い歌声がいっそう胸に迫ります。
![]() | Les Miserables: 10th Anniversary Concert [DVD] [Import] |
クリエーター情報なし | |
BBC Warner |
DVDは日本版も出ていますが、これは海外版を是非!US版なので、リージョンフリー機がないと視聴できないのが残念ですが……
私が持っているUK版は現在は出ていないのでしょうか?