のち
朝から雨。やや風もあり、春先のような寒さでした。
当然洗濯もできず、概ね家でゲームしたりうたた寝したり、グータラ過ごしました。
夕方『花子とアン』の再放送視聴。山場の一つである蓮子(白蓮)の駆け落ち事件回です。ナレーションを務める美輪明宏さん自身の「愛の讃歌」に乗せ、手に手を取り合って逃げる蓮子と宮本も本放送当時話題となりましたが、そんなこと(?)よりも!妻に裏切られた嘉納伝助を演じる吉田鋼太郎さん伝説の名演技「こげなもん!」を、やっと目にすることができました。
これまでも、伝助を「妻を束縛する粗野で無学な成金男」でも、蓮子の「真実の愛」を妨害する悪役敵役でもなく、10年間夫婦でありながら妻を理解し得ぬまま片想いを続ける悲劇的人物として、そしてその状況が客観的に見れば喜劇的であるということまでも演じ、描き続けてきた鋼太郎さん。今回は裏切られ出し抜かれたことへの憤怒だけでなく、愛も悲しみも屈辱も、そして妻とついに理解し合えなかった絶望までも一気に爆発させた、まさに渾身の演技でした。『おっさんずラブ』以前にこの伝助こそが、演劇ファンだけに留まらない一般層でのブレイクのきっかけとなったわけですが、つくづく凄い役者さんだと思います。
自分はその前にフジテレビ版ドラマ『カラマーゾフの兄弟』でのフョードル・カラマーゾフ(に相当する役)で初めて認識したのですが、こちらは誰に恨みを買ってもおかしくないド外道っぷりが本当に憎々しかったです。余談ですが、スメルジャコフ(に相当する役)は今をときめく松下洸平さんでした。
話を戻して——蓮子役の仲間由紀恵さんが、光り輝くような美貌と気品に加え、一途さ純粋さなど、どこか少女のような雰囲気も感じさせるのもまた素晴らしかったです。役の上では決裂してしまった二人ですが、絶妙のケミストリーや相乗効果があるキャスティングでした。
それにしても、蓮子様の「腹心の友」である花子は、貧乏暮しを知っている者同士ということもあり、伝助との間で互いに敬意や好感を抱き合っているのがつらい所ですね。この先の再放送からも目が離せません。
ドラマ感想が長くなりましたが、実は昼頃に娘から電話があり、夕方にまた足りない物を持って来てほしいとお願いされました。
そんなわけで、『花子とアン』を見終えてから出かけることに。衣類や野菜なども詰め込んで荷物はけっこう重くかさばり、これを抱えて雨の中を傘や杖まで携えて歩くのは避けたかったので、そこまで遠くない場所ながらタクシーを使いました。昨日は半袖だったのに、今日は長袖の上にコートも羽織っての早春仕様です。
娘の家にはベッドも入り(これまではマットレスと布団だけ)、わたしが贈ったオーブンレンジも無事届いて、当初よりちゃんと「部屋」らしくなっていました。
荷物を整理した後、近くのファミレスで夕食。その後また娘の部屋に戻って、紅茶やデザートをいただき、少しのんびりしました。娘は明日からまた仕事です。新らしい生活に慣れて頑張ってほしいものです。
帰りはバスを使って家に戻りました。
後は【ソーイング・ビー3】【すてきにハンドメイド】【ふるカフェ系ハルさんの休日】と、木曜恒例Eテレ三昧。【クラシックTV】は今回はパスしました。
朝から雨。やや風もあり、春先のような寒さでした。
当然洗濯もできず、概ね家でゲームしたりうたた寝したり、グータラ過ごしました。
夕方『花子とアン』の再放送視聴。山場の一つである蓮子(白蓮)の駆け落ち事件回です。ナレーションを務める美輪明宏さん自身の「愛の讃歌」に乗せ、手に手を取り合って逃げる蓮子と宮本も本放送当時話題となりましたが、そんなこと(?)よりも!妻に裏切られた嘉納伝助を演じる吉田鋼太郎さん伝説の名演技「こげなもん!」を、やっと目にすることができました。
これまでも、伝助を「妻を束縛する粗野で無学な成金男」でも、蓮子の「真実の愛」を妨害する悪役敵役でもなく、10年間夫婦でありながら妻を理解し得ぬまま片想いを続ける悲劇的人物として、そしてその状況が客観的に見れば喜劇的であるということまでも演じ、描き続けてきた鋼太郎さん。今回は裏切られ出し抜かれたことへの憤怒だけでなく、愛も悲しみも屈辱も、そして妻とついに理解し合えなかった絶望までも一気に爆発させた、まさに渾身の演技でした。『おっさんずラブ』以前にこの伝助こそが、演劇ファンだけに留まらない一般層でのブレイクのきっかけとなったわけですが、つくづく凄い役者さんだと思います。
自分はその前にフジテレビ版ドラマ『カラマーゾフの兄弟』でのフョードル・カラマーゾフ(に相当する役)で初めて認識したのですが、こちらは誰に恨みを買ってもおかしくないド外道っぷりが本当に憎々しかったです。余談ですが、スメルジャコフ(に相当する役)は今をときめく松下洸平さんでした。
話を戻して——蓮子役の仲間由紀恵さんが、光り輝くような美貌と気品に加え、一途さ純粋さなど、どこか少女のような雰囲気も感じさせるのもまた素晴らしかったです。役の上では決裂してしまった二人ですが、絶妙のケミストリーや相乗効果があるキャスティングでした。
それにしても、蓮子様の「腹心の友」である花子は、貧乏暮しを知っている者同士ということもあり、伝助との間で互いに敬意や好感を抱き合っているのがつらい所ですね。この先の再放送からも目が離せません。
ドラマ感想が長くなりましたが、実は昼頃に娘から電話があり、夕方にまた足りない物を持って来てほしいとお願いされました。
そんなわけで、『花子とアン』を見終えてから出かけることに。衣類や野菜なども詰め込んで荷物はけっこう重くかさばり、これを抱えて雨の中を傘や杖まで携えて歩くのは避けたかったので、そこまで遠くない場所ながらタクシーを使いました。昨日は半袖だったのに、今日は長袖の上にコートも羽織っての早春仕様です。
娘の家にはベッドも入り(これまではマットレスと布団だけ)、わたしが贈ったオーブンレンジも無事届いて、当初よりちゃんと「部屋」らしくなっていました。
荷物を整理した後、近くのファミレスで夕食。その後また娘の部屋に戻って、紅茶やデザートをいただき、少しのんびりしました。娘は明日からまた仕事です。新らしい生活に慣れて頑張ってほしいものです。
帰りはバスを使って家に戻りました。
後は【ソーイング・ビー3】【すてきにハンドメイド】【ふるカフェ系ハルさんの休日】と、木曜恒例Eテレ三昧。【クラシックTV】は今回はパスしました。