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皆さん、昨夜は【金曜ロードショー】で映画『オペラ座の怪人』をご覧になりましたか?
地上波初登場、吹替えを劇団四季が担当することも話題の一つでしたが、なかなか新鮮な感じで聴けました。ソロより寧ろコーラス部分こそ劇団でなくては無理だったでしょうし。
今更言うまでもないことですが、この『オペラ座の怪人』は1986年ロンドンで初演、その後1988年に主演三人のキャスティングはそのままブロードウェイでも上演が始まり、同年度トニー賞でミュージカル部門作品賞、主演男優賞等に輝いています。
作品の歴史については、2005年に発売された映画版「コレクターズ・エディション」DVDの特典ディスク2で詳しく知ることが出来ます。
![]() | オペラ座の怪人 コレクターズ・エディション (初回限定生産) [DVD] |
クリエーター情報なし | |
メディアファクトリー |
というところで、1988年度トニー賞授賞式に於けるファントム=マイケル・クロフォード、クリスティーヌ=サラ・ブライトマンのパフォーマンスをご紹介します。
司会はアンジェラ・ランズベリーですね。
サラの歌唱もさることながら、やはりクロフォード氏は素晴らしい!どこがかと言うと、ファントムの子供っぽさやそれによる残酷さ、そしてイノセンスが感じられるところです。
中年ストーカーの醜悪さ、狂気、そして「見捨てられた子供」の孤独と無垢をともども感じさせるあの声──CDで聴いただけですが、第一幕ラストのシャンデリア落としなど、いろいろな意味で鳥肌が立ちます。
いま彼の歌声を聴こうと思ったら、この作品のCD以外だと、ピクサーの映画『ウォーリー』DVDを観る(そして冒頭の『ハロー・ドーリー』からの歌を聴く)のが、実は最も手っとり早かったりするんでしょうか?
このトニー賞授賞式、クロフォードさん自身が主演男優賞を受け取るシーンも以前は上がっていたのですが、削除されてしまったようで残念です。すごく可愛かったんですよ。
![]() | Highlights From The Phantom Of The Opera: The Original Cast Recording (1986 London Cast) |
クリエーター情報なし | |
Decca Broadway |
昨日からこのCDをヘビーローテ。
ごく最近ヒュー・ジャックマンのファンになり、こちらのサイトでたくさんお世話になっています。
また、オペラ座の怪人も四季もファンなので金曜日は興奮していました。
これからも更新されることを楽しみにしております。