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映画・舞台の感想や俳優さん情報等。基本各種メディア込みのレ・ミゼラブル廃。近頃は「ただの日記」多し。

日記です

2022-07-26 21:53:02 | 雑記

昨日と打って変わり、今日は朝から雨。気温は少し下がったものの湿度がものすごく、エアコンを止められません。
そんなわけで外出も洗濯もせず。疲れもたまっていたし、家でのんびり休養することにしました。
観たいTVも特になかったため、もっぱら読書の一日でした。何を読んだかと言うと——





↑ 上記ツイートの引用部分、「である」はなく「でもある」でした。

その他、正倉院琵琶に代表される大陸からの「公式」ルートで伝来した琵琶と、民間の琵琶の違い。下級陰陽師の流れとしての琵琶法師による、竜王と地母神(同時に水の女神でもある)の物語の伝承。『平家物語』とは、清盛に始まり安徳天皇に終わる「竜」の物語であったという視点——等々、どこを取っても刺激的です。ずっと側に置いておきたい一冊となりました。
この本には、付録として「最後の琵琶法師」山鹿良之の演奏と語りを映像収録した8cmDVDが付いていましたが、現在家にあるDVD(Blu-ray)プレイヤーでは多分再生できないと思います。

追記:と書きましたが、我が家のBlu-rayディスク&DVDプレイヤーで無事再生できました。12年目(?)にしての初視聴。著者自身の撮影による貴重な映像が観られて良かったです。

上記ツイートでタイトルを挙げたアニメーション映画『犬王』は未だ観ていません(原作は読みました)が、同じくツイートで引き合いに出した大河ドラマ『平清盛』同様、この本から何がしかのインスパイアがあるのではないかと予想しています。

このところ中世芸能史や民衆史を学びたくて、網野善彦さんの著作中心に関連書籍を買い集めていますが、それらが積ん読状態のまま、この兵藤裕己さんの『平家物語』や『太平記』関係の本も何冊か購入してしまいました。
『鎌倉殿の13人』絡みで、鎌倉時代初期を扱った新書や文庫(フィクションではなく簡便な研究書)も集めつつあるし、当分は中世日本から抜け出せそうにありません。

観たいTV番組がなかったと書きましたが、午後になんとなくつけたテレビ朝日の『京都地検の女』が意外な拾い物でした。題材も重く珍しくシビアな展開でしたが、「ボーダーライン」(相棒)にならず、少し救いが残って良かったです。思わず見入ってしまったのは、若き日の柄本佑さんの演技の賜物だったとも思います。
あと、録画したままになっていた【行列のできる相談所】ミュージカル特集も、やっと観ました。現在の所長(MC)が井上芳雄さんだからこそ実現した企画ですが、嫌な感じの「いじり」などもなく、楽しく観られました。ひな壇の皆さんからトレンディエンジェル斎藤司さんへの対応も、あくまでも「芸人同士」としての範囲内でしたし。その斎藤さんも、最後の「民衆の歌」(レ・ミゼラブル)ではなんと歌い出しのアンジョルラスパートを担当、美声を披露して場をさらってくれました。この人のテナルディエも一度は観たいんですよね。次回公演では是非、と思っています。

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