のち
午前中は良い天気で、バスか電車に乗って街まで出かけようかと思いましたが、なんだかその気になれず……
例によって家でゲームしたり本を読んだりしていましたが、せっかく爽やかな陽気なのに家でウダウダしているのも勿体ない、と思い立ち、午後2時半頃になってから散歩に出かけました。
まず家の近くの遊歩道を歩き、そこから歩道橋を渡って大きい公園へ出ました。自分の暮らす市はとにかく坂道が多く、遊歩道さえもかなりの急勾配になっている箇所があります。
これは歩道橋を渡る少し前の散歩道。青葉繁る道ですが、これくらいは序の口です。
公園では、中央広場で子供たちが遊んでいたため、写真は撮りませんでした。このコース、実は夫が健在で家の子たちも小さかった頃、よく散歩に来ていた道です。遠目に見た感じでは、その頃遊んでいた遊具は撤去されたようです。当時すでに結構古くなっていましたからね。新しいものが設置されているかは確認しませんでした。
夫が亡くなった後、自分と子供たちで来たこともありましたが、娘の方はそれから来るのを嫌がるようになったため、今日が10年ぶりくらい(もっとかも)の散策となりました。娘にとっては楽しい思い出の場所だっただけに、かえってつらくなってしまったのでしょうね。
自分もその時は悲しいだけでしたが、今となっては特にしんみりするわけでもなく、ただ懐かしい場所になっていました。
そこから、当時の散歩ついでによく行っていたスーパーへ回ろうとしたのですが、やはり久しぶりだったせいかうっかり道を間違え、気がついた時にはかなり遠くまで逸れてしまいました。スマホのGoogleマップを頼りに道を戻り、どうにか見覚えある場所に辿り着くことができましたが、この頃になると「ううう…足腰が痛い。無事に家に帰れるだろうか」と不安になって来ました。
この雑木林の向こうに、先ほど抜けて来た公園、そして団地があります。ニュータウンの団地は、特に新しい場所ほど小高い丘や木々の中にあって、ちょっとホビット庄の趣さえあります。20年以上前、初めて来た頃には、アメリカの郊外住宅地のようだと思ったものです。
せっかく来たのだからと、スーパーで少しだけ買い物。今はどの店舗からも姿を消しつつある宝製菓のチーズクラッカーを見つけたので購入しました。そのスーパーでは昔から扱っていた商品なので、なんだか嬉しくなりました。
その一方、かつてはスーパーの周りにも小さい商店街があったのに、今は殆どのお店がなくなったり様変わりしたりしていて、時の流れを感じてしまいました。しかし、こども食堂も併設している食べ物屋さんが新たに(かどうかわかりませんが)出来ていたので、次回の楽しみにしておきます。
そこから更に山道に入り、家へと向かいます。トップ画像はその山の中から撮ったもの。遠くの山(丘?)の上にも団地が見えますね。これがニュータウンの風景です。
山道の中に昔からある謎の岩。名のある古道ですが、この岩が何なのかは未だによくわかりません。ここも、息子が小さいころ散歩に来たりして「トトロが出そう」などと話したものです。
この古道のちょっと下に、山道と言っても舗装された、もう少し楽な道もあるのですが、息子が赤ちゃんの頃はベビーカーを押してそこを登ったこともあります。いま思うと、よくそんなことできたな、まだ若かったんだなぁ……としか言えません。
そして、この古道の通る鬱蒼とした山の中にも公団住宅があるんですよ。夜など怖いんじゃないかと、昔から思っています。
ともあれ、そこから長く急な階段を下りて、クルマの多い表通りへ戻ることができました。
歩くこと約1時間半。後で調べたところ、直線距離にして2.5kmくらいの行程でした。しかし何しろ坂道ばかりだし、スーパーに寄ったりもしたから、実際にはもっと歩いたと思います。出かける時は、七分袖シャツとベストだけでは肌寒く感じましたが、いっぱい歩いて良い汗をかきました。久しぶりに2本杖(ノルディックスティック)を使って良かった……と言うか、これが本来の使い方ですよね。股関節手術前は殆ど松葉杖代わりでしたが。
ちょっと歩けば近所に山道があるというニュータウン、お散歩コース(むしろハイキングコース)には事欠かないから、暑くなり過ぎる前にせっせと出かけようと思います。
なお、桜(ソメイヨシノ)はすっかり葉桜となっていましたが、八重桜はまだ少し残っています、そして、やはり桜が終わるタイミングでハナミズキが咲き誇っていました。毎年のことながら季節の巡りを実感します。
午前中は良い天気で、バスか電車に乗って街まで出かけようかと思いましたが、なんだかその気になれず……
例によって家でゲームしたり本を読んだりしていましたが、せっかく爽やかな陽気なのに家でウダウダしているのも勿体ない、と思い立ち、午後2時半頃になってから散歩に出かけました。
まず家の近くの遊歩道を歩き、そこから歩道橋を渡って大きい公園へ出ました。自分の暮らす市はとにかく坂道が多く、遊歩道さえもかなりの急勾配になっている箇所があります。
これは歩道橋を渡る少し前の散歩道。青葉繁る道ですが、これくらいは序の口です。
公園では、中央広場で子供たちが遊んでいたため、写真は撮りませんでした。このコース、実は夫が健在で家の子たちも小さかった頃、よく散歩に来ていた道です。遠目に見た感じでは、その頃遊んでいた遊具は撤去されたようです。当時すでに結構古くなっていましたからね。新しいものが設置されているかは確認しませんでした。
夫が亡くなった後、自分と子供たちで来たこともありましたが、娘の方はそれから来るのを嫌がるようになったため、今日が10年ぶりくらい(もっとかも)の散策となりました。娘にとっては楽しい思い出の場所だっただけに、かえってつらくなってしまったのでしょうね。
自分もその時は悲しいだけでしたが、今となっては特にしんみりするわけでもなく、ただ懐かしい場所になっていました。
そこから、当時の散歩ついでによく行っていたスーパーへ回ろうとしたのですが、やはり久しぶりだったせいかうっかり道を間違え、気がついた時にはかなり遠くまで逸れてしまいました。スマホのGoogleマップを頼りに道を戻り、どうにか見覚えある場所に辿り着くことができましたが、この頃になると「ううう…足腰が痛い。無事に家に帰れるだろうか」と不安になって来ました。
この雑木林の向こうに、先ほど抜けて来た公園、そして団地があります。ニュータウンの団地は、特に新しい場所ほど小高い丘や木々の中にあって、ちょっとホビット庄の趣さえあります。20年以上前、初めて来た頃には、アメリカの郊外住宅地のようだと思ったものです。
せっかく来たのだからと、スーパーで少しだけ買い物。今はどの店舗からも姿を消しつつある宝製菓のチーズクラッカーを見つけたので購入しました。そのスーパーでは昔から扱っていた商品なので、なんだか嬉しくなりました。
その一方、かつてはスーパーの周りにも小さい商店街があったのに、今は殆どのお店がなくなったり様変わりしたりしていて、時の流れを感じてしまいました。しかし、こども食堂も併設している食べ物屋さんが新たに(かどうかわかりませんが)出来ていたので、次回の楽しみにしておきます。
そこから更に山道に入り、家へと向かいます。トップ画像はその山の中から撮ったもの。遠くの山(丘?)の上にも団地が見えますね。これがニュータウンの風景です。
山道の中に昔からある謎の岩。名のある古道ですが、この岩が何なのかは未だによくわかりません。ここも、息子が小さいころ散歩に来たりして「トトロが出そう」などと話したものです。
この古道のちょっと下に、山道と言っても舗装された、もう少し楽な道もあるのですが、息子が赤ちゃんの頃はベビーカーを押してそこを登ったこともあります。いま思うと、よくそんなことできたな、まだ若かったんだなぁ……としか言えません。
そして、この古道の通る鬱蒼とした山の中にも公団住宅があるんですよ。夜など怖いんじゃないかと、昔から思っています。
ともあれ、そこから長く急な階段を下りて、クルマの多い表通りへ戻ることができました。
歩くこと約1時間半。後で調べたところ、直線距離にして2.5kmくらいの行程でした。しかし何しろ坂道ばかりだし、スーパーに寄ったりもしたから、実際にはもっと歩いたと思います。出かける時は、七分袖シャツとベストだけでは肌寒く感じましたが、いっぱい歩いて良い汗をかきました。久しぶりに2本杖(ノルディックスティック)を使って良かった……と言うか、これが本来の使い方ですよね。股関節手術前は殆ど松葉杖代わりでしたが。
ちょっと歩けば近所に山道があるというニュータウン、お散歩コース(むしろハイキングコース)には事欠かないから、暑くなり過ぎる前にせっせと出かけようと思います。
なお、桜(ソメイヨシノ)はすっかり葉桜となっていましたが、八重桜はまだ少し残っています、そして、やはり桜が終わるタイミングでハナミズキが咲き誇っていました。毎年のことながら季節の巡りを実感します。