今日も良い天気でしたが、生協配達日につき在宅です。
娘が出勤した後は洗濯と次週の注文書記入。荷物を受け取り、整理しつつ『おかしな刑事』再放送を観ました。犯人は思った通りの人でしたが、二転三転する状況に父娘の情愛も織り交ぜ、飽きさせませんでした。それにしても事件そのものの決着は相変わらず救いなく後味悪いのがこのシリーズらしいところです。その後はゲームなどしつつひと休みしました。
夕食はコンビーフキャベジとスープ。というのも今日はアイルランドの聖人、聖パトリックの日ゆえ、それっぽいものを作りたかったのです。コンビーフポテト(アイリッシュポテト)でも良かったけれど、じゃがいもの下ごしらえが面倒なのと糖質を避けたいのとでキャベツと玉ねぎと共に炒めました。アメリカでも most popular と言われる楽チン惣菜です。
今日はGoogleのトップも聖パトリックの日でした。緑のものは身に着けませんでしたが、抹茶系デザートくらい用意すれば良かったかなぁと思います。
この時期は例年、代々木公園でアイルランド大使館協賛【アイラブアイルランド・フェスティバル】が開催され、息子も毎年そのために帰省していたのですが、収束しないコロナ禍のため、残念ながら昨年に続き今年も中止になってしまいました。今年度に至っては公式サイトもツイッターアカウントも更新がありません。
代わりに、オンライン(バーチャル)イベントが催されている模様で、地方によっては屋外イベントを行う場所もあるようです。
2021年、日本で行われるセント・パトリックス・デー関連イベント
来年はまた代々木で開催できるといいな、と、自分が参加するわけでもないのに願っています。
夜は『相棒』Season19最終回。
一応の謎は解け、黒幕の存在も明らかになったとは言え、多くの人たちが右往左往して終わっただけという印象で、どうにもスッキリしません。と言って、たとえば神戸くん時代のエピソードに見られたような、巨悪や権力構造への強い怒りが感じられるわけでもなく……「必ず(あなたを)倒します」とか「首を取ります」とかいう右京さんのセリフも何度目?という感じです。
石丸幹二さん演じる加西氏も、結局どういう役回りで何がやりたかったのか、最後までよくわかりませんでした。最終2話であのVR空間がうまく使われたわけでもないし。あの暗殺に至っては「なに?焦げ過ぎた餅に囲まれたご遺体が?」(『警視庁捜査一課長』ネタ)みたいなシチュエーションで、何ともはや——です。でも、死に顔が綺麗で安らかだったのは良かった(?)かも。
一方で加西と個人的に親しかったらしい鑓鞍氏は、柄本明さんという「いかにも」な大物俳優が演じることで怪しさを匂わせつつ(今シーズン開始直前に放送された半沢直樹ラスボスの印象も強烈でしたし)、実際は(少なくともこの件では)悪事に加担していたわけではない、というミスリード要員だったんですね。まあ役職も痩せても枯れても国家公安委員長ですからねえ。
それにしても、今や角田課長や青木くんや出雲さんどころか伊丹&芹沢両刑事まで溜まっている特命部屋。既に指摘されていますが『水戸黄門』化しつつあるようにも思える今日このごろです。
そして官房長官との最終対決は来シーズンまで持ち越し?この件での引き延ばしは有難くも楽しみでもないですが、もしかして映画で決着。ということになるのでしょうか。もっとも、現在映画を撮影できる状況にあるかどうかも判りませんけどね。
言いたくありませんが、ひょっとして昼に観た『おかしな刑事』の方が、ドラマとして出来が良かったのでは?とさえ思ってしまう『相棒』最終回でした