Loomings

映画・舞台の感想や俳優さん情報等。基本各種メディア込みのレ・ミゼラブル廃。近頃は「ただの日記」多し。

今日のおでかけ

2021-03-08 23:08:51 | 雑記

昨夜、娘がなぜか「眠れない!」と騒ぎ、自分も八つ当たりされました……早朝出勤なのに結局ほぼ一睡も、と言うか一睡くらいしかできなかったようです。自分も安眠できませんでした。

しかし今日は月に一度の通院日。しかも予約時間がいつもより早いため、どうにか起き出しました。
明け方から雨が降っていた模様で、家を出る時にはけっこう大粒だったので、タクシーを呼びました。いつもお願いするタクシー会社になぜか電話が全く繋がらず(雨のせい?)別会社にしましたが、今日は先月のように道に迷うこともなく、目的地までスムーズに運んでくれました。
栄養相談では簡単な筋トレなどのアドバイスをいただき、診断の結果もまあ良さそうです。ただ、いろいろな数値はもう少し下げないといけませんね。近頃あまり暴食はしていないはずなのですが……

病院送迎バスで大きい駅まで出て、スーパーとドラッグストアで夕食の食材や頼まれた物などの買い物。ドラッグストア内に処方箋薬局もありますが、いつも通っている所ではないため、薬を出してもらうことはしませんでした。それはまた後日いつもの薬局へ行きます。
荷物はかなり重くかさばり、雨も降り続いていたため、帰りも駅前からタクシーを使いました。

お昼を食べつつ、Eテレで【にっぽんの芸能】再放送を視聴。吉右衛門丈が『一谷嫩軍記』から再構成し書き下ろした新作『須磨浦』です。いわゆる「熊谷陣屋」の前段ですね。本放送の時ちゃんと観られなかったので、全編観られて良かったです。
舞台中継ではなく初めから映像作品として作られたのはコロナの時代だからこそ、ですが、衣装も化粧もないひとり芝居としての感情表現を能舞台という装置が抑制し、抽象にまで高められた名舞台でした。映像作品であることも、その抽象性に寄与したと思いますが、その中からなおも立ち上がる一人の役者の力量と凄味。ツイッターでフォロワーさんともお話しましたが、まさに芸の極みです。これまで積み重ねてきたこと、今だからできることの全てを注ぎ込んだかのような作品でした。
その後で、同じ吉右衛門丈が歌舞伎座杮落としの時に演じた「陣屋」のラスト、幕外の花道引っこみの映像も流してくれましたが、上記『須磨浦』の直後に観ると、悲哀がいっそう際立ちます。

日記の続きですが、その後は疲れと睡眠不足により、暫く昼寝しました。3時過ぎころ帰宅した娘も、ティータイムの後しばらく横になっていました。体調が不安定なのは、天候も不安定なせいでしょうか。そしてもちろん花粉のせいでもあります。
夕食はグヤーシュ。ちゃんと作ったのは初めてかもしれません。寒い日にはまだまだ温かいスープや汁物が嬉しいですね。
夜のTVは、またもEテレで【グレーテルのかまど】と【100分de名著】視聴。災害に関連しての柳田國男の死生観にはいろいろ感じるところがありました。「死後の世界」を否定する思想と「その人はまだそこにいる」と感じることは何も矛盾しないという、講師の先生と伊集院さんの言葉に、どこか救われた思いがします。
そう言えば、今日は亡き夫の誕生日でした。まだどこかにいるのだろうと、わたしも思っています。

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