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今日も蒸し暑くて泣きそうでした……
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それでもいつものように映画サイトを回っていたら、製作準備中のミュージカル映画『ナイン』関連情報が目にはいって来ました。まずは Variety Japan から。
R・マーシャル新作"Nine"にオスカー俳優続々
シネマトゥデイからもどうぞ。
ケイト・ハドソン、映画版『ナイン』へ参加
ともに、ケイト・ハドソンの出演が決まったというニュースですが、この作品はその他にも、ニコール・キッドマン、マリオン・コティヤール、ペネロペ・クルス、ジュディ・デンチ、ソフィア・ローレンと、新旧のスター女優が顔を揃えることが話題になっています。
で、その錚々たる顔ぶれの中心に来るグイド役を演じるのが誰かというと──ダニエル・デイ=ルイスに決定したんですね!
元々のグイド役だったハヴィエル・バルデムが降板した後、ダニエル先生にオファーが行ったという情報は、当ブログでも2ヶ月前にここでお伝えしました。
その時には「えー……?」と思ったりしたものですが、それで決まりなら是非観たいです。
ブロードウェイの舞台ではアントニオ・バンデラスが演じて話題になった役だし、歌唱力も当然必要とされると思いますが、役柄としては彼に向いていると思います。
と言っても、私はミュージカル版を知らないので、原作であるフェデリコ・フェリーニ監督『8 1/2』からの印象ですが。
『8 1/2』は若い頃、「映画史に残る大傑作と言われるからには観ておかなきゃ。でも、難解な映画みたいだし」と身構えつつ観てみたら、すごく面白くて、映像のジェットコースターとも言うべきイメージの豊かさに圧倒されました。モノクロ映画なのに、すごくカラフルな感じで。
確かにフツーにリメイクなんかできる訳はないし、ミュージカル化というのは正しい選択かも知れません。
それにしても、DDLがアカデミー主演男優賞を受賞した『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』の次に選んだのがこの作品だというのも面白いですね。オールスターのエンターテインメント大作だけど、何しろ元が『8 1/2』だけに一筋縄では行かなさそうなあたりが、彼に相応しいかも知れません。
今はただ、ゴージャス美女たちに囲まれたダニエル先生と、そして「人生は祭りだ」を、心の中だけで思い描いてうっとりすることにします。
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