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映画・舞台の感想や俳優さん情報等。基本各種メディア込みのレ・ミゼラブル廃。近頃は「ただの日記」多し。

今日のおでかけ

2024-02-27 22:20:11 | 雑記

昨夜は割と早めに寝たのに、途中で何度も目が覚め、起床も遅くなりました。朝ドラはパス。晴天なのでせっせと洗濯しましたが、タオル類が多かったからか、干し終わるのに時間がかかりました。そして外は風が強く、かなり寒いです。

そんな中、立川まで一人で出かけました。今日あたり行っておかないと、行ける日がなくなってしまいそうなので。
電車→モノレールと乗り継ぎましたが、モノレールで立川まで出るのは1年半くらいぶりでしょうか。立川そのものには息子のクルマで何度か行っているのですが。
モノレールの車窓から眺める多摩丘陵の壮大なパノラマには、やはり心躍ります。入り組んだ小さい山と谷戸と、木々の間にも密集する家や団地、川あり街道あり高幡不動尊あり、そして奥多摩の入り口あたりか丹沢と思われるすごい山並みの向こうに見える真白き富士山の堂々たる雄姿!冬の良く晴れた日ならではの風景です。万願寺から甲州街道駅くらいの間が一番近く見えますね。その後も立川駅周辺のビル街に着くまで彼方に見え隠れしています。動いているしガラス越しだしで写真は撮っていませんが、ずっと見ていられます。

ところで初めに書いたように今日は風が強く、その影響で武蔵野線が運休しているとの情報が、モノレールの多摩センター駅にも掲示されていました。モノレールに乗っている間に風は更に強まり、走行可能上限(だったかな)を超えてしまったということで、モノレールまでもが途中駅で暫く停車してしまいました。それほど長く停まっていたわけではないし急ぐ用事もなかったけれど、そんなことは初めてだったから驚きました。

そんなわけで、家を出るのも立川に着くのも予定より遅くなったので、まずお昼を食べに高島屋のレストラン街へ。改装されてから行くのは初めてだと思いますが、1階のハイブランドショップも地下の「デパ地下」な食料品店街もなくなって、やはり様変わりを感じます。よく言われるようにもはや「百貨店」ではなく、ただの大きいショッピングビルですね。
9階のレストラン街はお店も全体の雰囲気もあまり変わっていないな……と思いつつ、以前に娘と行ったことのある《とろ麦》に入ってびっくり!こちらもメニューがすっかり様変わりして、以前あった牛タンやカツなどを主菜とした定食はなくなり、天ぷら中心になっていました。ご飯が麦とろなのは変わりないのですが。



というわけで鶏天の籠盛りランチを頼んでみました。安かったしまあまあ美味しかったです。

食後は他のフロアも少し覗きつつ、また屋外のモノレール下アベニューに出ました。トップ画像はモノレール線路を下から見た図。



昨年末に閉館してしまったパレスホテル入り口を見て、しばし寂しさと思い出にふけったり。

さて立川へは映画を観に来ることが多かったのですが、本日の行き先は映画館ではなく多摩信用金庫が運営する《たましん美術館》です。



右側に GREEN SPRINGS 2階へ到る階段とエスカレーターが見えます。

お目当てはこちら「邨田丹陵 時代を描いたやまと絵師」展です。



企画展「邨田丹陵 時代を描いたやまと絵師」

企画展「邨田丹陵 時代を描いたやまと絵師」

English>> 2024年1月13日(土)~3月31日(日) 前期:1月13日(土)~2月18日(日) 後期:2月24日(土)~3月31日(日) たましん美術館 〒190-8681 東京都立川市緑...

たましん地域文化財団 美術

 


この邨田丹陵(むらたたんりょう)という画家は明治初期に活躍した日本画(やまと絵)作家で、最も有名な作品は日本史の教科書や参考書などに必ずと言っていいくらい載っている、徳川幕府十五代将軍慶喜の「大政奉還」図です。



この画像はパブリックドメインとなっていますので、ここにも貼っておきます、ただし、現物は壁画として明治神宮外苑聖徳記念絵画館に収められているため、このたびの展覧会には出品されていません。

新たな時代の日本画の世界で活躍を期待されながら、明治40年、30代半ばにして中央画壇を離れ立川に隠棲してしまったため、上の大政奉還図以外の画業は殆ど知られることがなくなっていましたが、立川市は2022年にも生誕150年を記念して市民会館で特別回顧展を開いたことがあったようです。

(主催)邨田丹陵(むらた・たんりょう)生誕150周年記念 特別展 | 公益財団法人立川市地域文化振興財団

中央画壇から引退したと言っても筆を折ったわけではなく、展覧会には立川に来てからの作品も数々展示されていますし、「大政奉還」も昭和に入ってから立川で描いたものです。二条城を舞台にしたこの構図に到るまでも紆余曲折あったとか。
そして隠棲したと言っても鬱々と暮らしていたわけではなく、500坪の庭園で菊作りを楽しむなど、質素ながら意外と悠々自適の生活を送っていたようです。その庭園での近影なども展示されていました。



会場入り口のフォトスポット(?)にあったご本人のパネル。
明治期の作品はどれも上品で美しく、昭和になってから描いたそれこそ雄大なる「霊峰富嶽図」なども見事で、心惹かれた作品のポストカードを何枚かミュージアムショップで買いました。
1月中旬から始まった会期は1ヶ月半くらい。前期後期に分かれ、現在は既に後期に入っています。前期も見ておきたかったです。そして図録はなんと完売!再販予定もあるそうですが、通販した方が良いかもしれません。

美術館を出た後は《パークアベニュー》ビル内の《オリオン書房》へ。文庫本コーナーの充実っぷりは相変わらずです。目についた本を何冊か買って、リュックに詰めました。
そこからモノレール駅前の伊勢丹にも寄り、《メゾンカイザー》でアップルパイ(ショソンポム)や明日食べるパンを買い、再びモノレールに乗って、また窓外の景色を楽しみながら帰路に着きました。
電車に乗り換え、自宅最寄駅目前スーパーやコンビニでも食料品等の買い物をしてから帰宅。相変わらず風が強く、ダウンコートを着て出かけて正解でした。

家で荷物整理などした後、買ったアップルパイをミルクティーと共にいただきました。とても美味しかったです。
その後は洗濯物を早めに取り込み、買った本や雑誌など読みつつ、しばし横になって休みました。
何しろ疲れていたので、晩ごはんは冷凍ピラフをオムライス風にして、レトルトのミネストローネを添え、例によって『孤独のグルメ』再放送を流しつつ食べました。
孤独のグルメの後は、またまた引き続き【世界が騒然!本当にあった(秘)衝撃ファイル】なんぞ流し見してしまいました。以前は月イチくらいだったのに、このところ隔週で放送していませんか?事件関係の1本目は以前に観たエピソードの再構成のようですが、2本目のハネムーン連続殺人は初めて観るような。「浴槽の花嫁」じゃないけど、こういう悪いことを考えるヤツは昔から後を絶たないものですね。

お風呂はバスタブにお湯を張り、疲れが取れるようにゆっくり入って、10時45分から『作りたい女と食べたい女』を視聴。早いもので今週末には最終回を迎えることになりますが、それまでに同居までこぎつけられそうですね。

それにしても本日の強風のせいで花粉が……飛散がひどくなる前から薬は飲んでいましたが、今日はさすがにかなりのクシャミ鼻水が出ました。外出時には強力マスクのおかげで意外と平気だったのですが、むしろ家に戻ってからが大変でした。ハウスダストのせいもあるのかもしれません。

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