のち
6月8日、2008年トニー賞受賞結果が発表されました。受賞作品、受賞者は Variety Japan でご覧下さい。→こちら
ヒューはやっぱり来ていなかったですね……
さて、本日の話題は、その日からまさに十年前の1998年6月8日、ロンドンはライセウム劇場にて行なわれたキャメロン・マッキントッシュ製作ミュージカル作品のガラ・コンサートのことです。DVDは英Amazonより購入。
マッキントッシュは『キャッツ』『オペラ座の怪人』『レ・ミゼラブル』『ミス・サイゴン』等、数多くの名作を世に送り出した名プロデューサー。コンサートの内容は、エリザベス2世女王陛下とエディンバラ公フィリップ殿下もご臨席のもと、彼の功績を讃えるものです。
司会進行役はジュリー・アンドリュース。マッキントッシュと縁の深い作曲家二人、アンドリュー・ロイド=ウェバーとスティーブン・ソンドハイムが、ビデオ出演ながら、ピアノ&歌のデュエットによる名曲パロディで彼をトリビュートするという何とも贅沢なコーナーもあります。
他、マイケル・ボール、コルム・ウィルキンソン、ジュディ・デンチ、バーナデット・ピーターズ、イレーヌ・ペイジ、またジョナサン・プライス等々、ミュージカルや舞台のスター、大物俳優たちが出演。200人を越えるカンパニーも共に、それぞれ衣装も着けて、様々な名作の名シーンをやや駆け足ながら繋いで行きます。
そして、ハリウッドデビュー前のヒュー・ジャックマンも『オクラホマ!』のカーリーで出演していましたが、彼及びプライス氏については稿を改めて記したいと思います。
act1のラストでは、コルム・ウィルキンソンのファントムという貴重なものが観られます。ラウル役マイケル・ボールともども『レ・ミゼラブル』も控えているがゆえのキャスティングでもあるし、コルム=ファントムの「Go──!」で一幕を締めくくってくれたのも嬉しいけれど、ファントムはやはりマイケル・クロフォードで観たかったと思います。
act2 ラストを締めるレミゼ・メドレーは、上述二人のジャン・バルジャンとマリウス、リア・サロンガのエポニーヌに加え、シドニー版ジャヴェールのフィリップ・クワストというベスト・メンバーの出演。但しそれぞれの曲はかなりのダイジェストです。
10周年記念コンサートで一躍世界的にその名を知られることとなった(私もそれで初めて知った)クワスト氏、今回も表情や仕草の隅々まで「ジャヴェール」で、古今東西最高のジャヴェール役者と称されたパフォーマンスを見せてくれます。
それにしても、いつも思うけど「スターズ」って、歌詞の内容は「いつか必ずあいつをタイホしてやる!」ってことだけなんですよね それでも、壮大なメロディとクワスト氏のパワフルで格調高い歌唱は感動的です。
あと、アンジョルラス(ハル・ファウラー)が見た目も声もオッサンっぽい……他のABCメンバーズも何だか顔がコワイ……
ブロードウェイ版マイケル・マグワイアも賛否ある人だけど(10周年版アンジョはこの人)、「ワン・デイ・モア」で学生たちの行進のセンターにひときわ長身の彼がいるのは、舞台面として見栄え良かったなと改めて思いました。
このコンサートのレミゼ・メドレー、大きい声では言えませんが、その一部を下記で観られます。
http://www.youtube.com/watch?v=QNIof8k-Dm8&feature=related
この公演はテレビ放映もされたので、出演者一覧等は IMDb でも見られます。→こちら
またUS版は日本のアマゾン(マーケットプライス)でも購入できるようです。
6月8日、2008年トニー賞受賞結果が発表されました。受賞作品、受賞者は Variety Japan でご覧下さい。→こちら
ヒューはやっぱり来ていなかったですね……
さて、本日の話題は、その日からまさに十年前の1998年6月8日、ロンドンはライセウム劇場にて行なわれたキャメロン・マッキントッシュ製作ミュージカル作品のガラ・コンサートのことです。DVDは英Amazonより購入。
マッキントッシュは『キャッツ』『オペラ座の怪人』『レ・ミゼラブル』『ミス・サイゴン』等、数多くの名作を世に送り出した名プロデューサー。コンサートの内容は、エリザベス2世女王陛下とエディンバラ公フィリップ殿下もご臨席のもと、彼の功績を讃えるものです。
司会進行役はジュリー・アンドリュース。マッキントッシュと縁の深い作曲家二人、アンドリュー・ロイド=ウェバーとスティーブン・ソンドハイムが、ビデオ出演ながら、ピアノ&歌のデュエットによる名曲パロディで彼をトリビュートするという何とも贅沢なコーナーもあります。
他、マイケル・ボール、コルム・ウィルキンソン、ジュディ・デンチ、バーナデット・ピーターズ、イレーヌ・ペイジ、またジョナサン・プライス等々、ミュージカルや舞台のスター、大物俳優たちが出演。200人を越えるカンパニーも共に、それぞれ衣装も着けて、様々な名作の名シーンをやや駆け足ながら繋いで行きます。
そして、ハリウッドデビュー前のヒュー・ジャックマンも『オクラホマ!』のカーリーで出演していましたが、彼及びプライス氏については稿を改めて記したいと思います。
act1のラストでは、コルム・ウィルキンソンのファントムという貴重なものが観られます。ラウル役マイケル・ボールともども『レ・ミゼラブル』も控えているがゆえのキャスティングでもあるし、コルム=ファントムの「Go──!」で一幕を締めくくってくれたのも嬉しいけれど、ファントムはやはりマイケル・クロフォードで観たかったと思います。
act2 ラストを締めるレミゼ・メドレーは、上述二人のジャン・バルジャンとマリウス、リア・サロンガのエポニーヌに加え、シドニー版ジャヴェールのフィリップ・クワストというベスト・メンバーの出演。但しそれぞれの曲はかなりのダイジェストです。
10周年記念コンサートで一躍世界的にその名を知られることとなった(私もそれで初めて知った)クワスト氏、今回も表情や仕草の隅々まで「ジャヴェール」で、古今東西最高のジャヴェール役者と称されたパフォーマンスを見せてくれます。
それにしても、いつも思うけど「スターズ」って、歌詞の内容は「いつか必ずあいつをタイホしてやる!」ってことだけなんですよね それでも、壮大なメロディとクワスト氏のパワフルで格調高い歌唱は感動的です。
あと、アンジョルラス(ハル・ファウラー)が見た目も声もオッサンっぽい……他のABCメンバーズも何だか顔がコワイ……
ブロードウェイ版マイケル・マグワイアも賛否ある人だけど(10周年版アンジョはこの人)、「ワン・デイ・モア」で学生たちの行進のセンターにひときわ長身の彼がいるのは、舞台面として見栄え良かったなと改めて思いました。
このコンサートのレミゼ・メドレー、大きい声では言えませんが、その一部を下記で観られます。
http://www.youtube.com/watch?v=QNIof8k-Dm8&feature=related
この公演はテレビ放映もされたので、出演者一覧等は IMDb でも見られます。→こちら
またUS版は日本のアマゾン(マーケットプライス)でも購入できるようです。
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