ピルグリム・イェーガー 5巻 (5)少年画報社このアイテムの詳細を見る |
昨日はお年始のご挨拶などで、ほぼ一日出かけていました。
ちょっと雨も降ったりして、都心部は一時すごく寒かったです…
さて年末ぎりぎりに買ったのがこの本。
久々の新刊で嬉しいですが、「今度は戦争だ!」状態に突入で、どうなることやら。「銀貨」それぞれの能力がいよいよ明らかになり、アデールの別人格も表に出て来て、目が離せぬ展開です。雑誌では読んでいないので、また当分単行本待ちですが。
Amazonでは表紙画像が出ないので、bk1から。
いやあ、暑苦しい表紙ですね。これ見たら反射的に買うっきゃないですね。
史実では、フランシスコ(ザビエル)くんはこの頃既に三十歳過ぎてるし、イエズス会には他の同志たちもいたし、何より実在のロヨラさんことイニゴ・ロペツ、後の聖人イグナチオは、禿げた小男です…
まあこちらをご覧下さい。
しかし、ハゲでも小男でも、またイエズス会は女性の入会を許可していないにも関わらず、彼には身分問わず女性ファンが多かったようです。伝記等読むと、とにかくフェミニストですしね。
宗教家として尊敬に値すると言うより、史上最もカッコいい男の一人ということで、私自身は「信者」ではなくて、単なるミーハーファンです。
マンガの方のロヨラさん、外見は違いますが、中身は実在の彼とあまり変わっていないと思いますよ。
ザビエルのフランシスコとの関わりで言うと、出会ったきっかけはパリ大学の寮において同室だったことで、その後7年かけて彼を口説き落としたというのが笑えます。
しかもどっちも末っ子。同じバスク人と言っても、かたやカスティーリャの騎士、もう一方はナバーラ王国の宰相の子。そりゃ、いろいろ難儀なコンビだなあと思いますし、調べてみると、その他にも本当に話題に事欠かない二人です。
聖フランシスコ生誕五百年の今年、様々な記念行事や出版もあるのではないかと期待しております。