雑記

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…なんか申し訳なくなってきた

2016-01-26 22:21:25 | QGIS_サイト
サイトの方のアクセス数が18万5千を越えました。
たくさんのアクセスをありがとうございます。
全然更新してないのにたくさんアクセスしていただいて
申し訳ない気がしています。

時々質問なんかもいただくんですが、
やはり自分が書いていないバッファとか表示とか解析とかの問題が多かったりするので
さっさと書かないと、と思いつつなかなか進まない。特にバッファ。
バッファというもの自体をなんとなくでも説明しないと取っ付きにくいだろうと思うんだけど
うまい説明が思いつかない。
緯度経度はどや顔でかけたんだけどなー。


だいたい両方出る症状の一方(軽い方)しか出ていないのが珍しいということで、大学病院で研究対象になることになった。
普通の通院のついでに無料の検査が増えるだけなんだけど。
科学の進歩に貢献することになるのでしょうか。
薬を飲んでも変な副作用が出る人なので、変な症例も「体質のせい」で終わるかと思ったんですが。
深刻じゃない症状しか出ない理由を探ればQOLが上がるかも、ということなんだろうか。
よくわからんけどね。

そういえば小学生の時にも論文のネタになったことがあったんだよなー。
あの先生は今どうしているのだろう。

真面目ということ

2016-01-02 18:37:01 | 雑記
『真面目』ということについてつらつらと考えている。
「文句を言わずに言われた通り、あるいは決められた通りに動くこと」を『真面目』だと考えている人がいるというのは
正直なところ結構な勢いで意外だった。

個人的には「真剣に正面から取り組む」ことが『真面目』ということだと思っていて、
その対象が違うから齟齬が発生するんだと思っていた訳ですよ。
私の近辺の話で言うなら、自分自身の立ち位置をエンジニアと考えるかサラリーマンと考えるかで
真剣に向き合う対象が違うからズレが生じて、そのせいで判断が真逆になるんだと思っていたわけです。
もちろん何に対しても真剣にならない、根本から不真面目な人間がいることも知っているんだけれども
それは少数派で、だいたいの人は何かに対しては正面から取り組んでいるものなんだと思っていたんですよ。

例えば中高生の時に、教師の言う通りにするという意味での『真面目』な生徒は
「学生である」ということに対して真剣なんだと。
私は「好奇心を満たす」ということに真剣だったので、彼らとは合わない。
人によってはおしゃれに真剣だったり恋愛に真剣だったりして、それは私には分からない世界だけれども
それは真剣になる対象が違うだけだと思っていた。

でも、言われたとおりに動くということを真面目だと考えているなら
結局それは何に対しても真剣になっていないということで
そんな奴がうじゃうじゃいるというのは、なかなか考えたくない話で。
でもそう考えると色んなことが腑に落ちた。

私の周りに残った人が、割と「何かに対して正面から向き合う」タイプの人が多くて
何に対しても責任を持たないというタイプはそんなに多くはないんだけれども
でも結局それは、私の周りに残った人の中の話なんだろう。
消えていった人と私が切り捨てた人の中には「言われたとおりに動く」だけの人が一定以上いて
その人たちにとっては私は面倒くさいだけの人間だということだろう。


知らなかったで済まされるはずのないことに、いけしゃあしゃあと
「全然知らなかった、何をやってるんだ」とか言えてしまうような人たちは
結局何に対しても真剣にはならないのだろう。

ああ、だから私は一本気だと言われるのか。なんか納得。

年始から投資家の本を読む

2016-01-01 23:19:25 | 雑記
あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。


年賀状は行きつけの整骨院から来ただけでした。
まあメールだのフェイスブックだのであいさつはしてるんですが。
さー、この休みが終わったら年度末だ。


年末に頼んだ本が今日届いた。
4日くらいに届くかと思っていたので、宅配の人に悪いことをしたなーと思いました。
買ったのは藤野英人氏の
投資家が「お金」よりも大切にしていること(星海社 2013年)
投資バカの思考法(SBクリエイティブ 2015年)
日本株はバブルではない(ダイヤモンド社 2015年)
の三冊です。
正月から投資の本かよ、と思うかもしれないけど、だから4日くらいに来ると思ってたんだってば。
なんで読もうかと思ったかというと、「ほぼ日刊イトイ新聞」に筆者の対談が出ていたからです。
(ほぼ日は前から知ってはいたけど、岩田聡氏について検索していた時にやたら出てきたので、それからちょくちょく見てる)

去年の記事も読んでみたら、一冊目の本のことが書いてあったので
密林で見てみて、おススメに出てた2冊もついでに買ってみた。密林の思惑に乗っちゃってます。

とりあえず一冊目だけ読み終わったんですが、面白かったです。
投資の本って言っても、株式投資のことはあんまり書いてなくて、
「仕事をすること」の本質的な話ががっつり書いてある。
投資家として四半世紀も結果を出し続けた人の、「綺麗事」と「絵空事」の差についての話というか。
仕事とか生活とか、いろんな面での「より良い『コストとリターンの関係性』というのは何か」を突き詰めていって
その中の一つとして「株式投資」というものの話をちょっとだけ書いてある、という感じの本でした。


読んでて、なんというか、いろんなところで感じる齟齬の原因が分かった気がする。
私は漢らしいとか一本気とか長いものに巻かれないとか言われることがあるんですが
(性別は女性です。念のため)
自分ではそんなつもりが全くないので何を言われているのか分からなくて。

仕事をしていても、質を上げるとか「ここで手間をかけておけばこっちの手間が大幅に減る」とかを
考えて仕事をするのは当然だと思っていたんですが
どうもなんだか「そういう風に考えない人」もけっこういて、上がそういう人だとガンガンぶつかったりも割とする。
私が当たり前だと思っていることを当たり前だと思っていない人も結構いるらしい、ということは分かるけど
そこで日和ってどうするんだ、真面目に仕事してるんならコストとか普通考えるだろう人件費って高いんだぞ、無駄な残業なんかしたくないよ無駄なんだから…
と、わりと長い間(10年以上)ぐるぐる考えていた。

で、この本を読んで。
「そういう風に考えない人」と私とでは『真面目』の定義が違うんだな、と腑に落ちた。

私の考えている『真面目』は辞書通りの意味だけど
「そういう風に考えない人」の『真面目』は、言われたことを言われたとおりにやるとか規則を守るとかといったことで
両方とも「真面目に仕事をするべきだ」とは思ってるけど、その言葉で表現していることは真逆に近い

ということが分かった。
『真面目』の定義が私と違う人にとっては私は真面目じゃないわけで、
だから私の評価は分かれるんだな、と理解できた。やっとこさ。

彼らにとっては
一時間遅れで出勤する私は真面目じゃないし(定時に出勤するためにラッシュの電車に乗るのは体力的に無理だから)
上司と怒鳴りあいをする私は真面目じゃないし(上司の粗末な指示に従ってコストを上げる気はさらさらない)
会社が推奨するソフトじゃなくてフリーソフトの組み合わせで仕事をする私は真面目じゃないし(禁止されてないしその方が早いし)
忘年会を欠席する私は真面目じゃない(外食するのはメニューが限定される。コースは厳しい)ってことだ。(他にもいろいろあるけど)
許可は取ってるし利益には貢献してるから文句が言いづらいんだけど、だからと言って評価はしたくない。
評価してしまったら「『真面目(文句を言わずに決められた通り、または言われた通り)』に仕事をすること」を否定することになる。
ということなんだろう。なんか納得した。

まあ「言われたことを言われたとおりにやる」というのが『真面目』だという発想が
全くなかったってのはどうなんだよ、とは自分でも思うんですが。
でもそれって『いい子』ではあるかもしれないけど『真面目』じゃなくない?とは思う。
『いい子』ってのも『(周囲にとって都合の)いい子』でしかないと思うし。
国語的に考えておかしいだろうよ。


ちなみに株式投資は「真面目な会社を見つけて株の購入で応援する」ことが薦められていました。
新年早々いい本を読んだ。若い人に読んでほしいですね。