放射能対策で、生死を分ける「マスク」着用(ガンダーセン博士)
【放射能対策、生死を分ける「マスク」着用】
原発の専門家であるアーニー・ガンダーセン博士によれば、上記の写真は、肺に取り込まれた
ホットパーティクル(放射性物質を含んだ埃)が周囲の細胞を破壊している様子だといいます。
詳しくはyoutubeの動画をご覧ください。
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http://www.youtube.com/watch?v=Bm2bZcWVfH8&feature=BFa&list=PLDD955176CD2D96FE
*動画開始後7分半くらいのところから、ホットパーティクルによる内部被曝の危険の話に入りま
す。ホットパーティクルは、福島第一原発事故後、アメリカでも観測されたそうです。
この調査結果を受けて、ガンダーセン博士は、空気の放射能汚染による健康被害の危険性
について、繰り返し注意を喚起しています。
著作『福島第一原発 真相と展望』の中では、
博士がもし日本に住んでいたら、住んでいる場所がどこであれ、掃除機にはHEPAフィル
ターを使い、エアコンや車のフィルターをこまめに取り換えるだろうと述べています(p.115)
HEPAフィルターとは、原子力発電所などで採用されている放射性物質を取り除くための特殊な
空気清浄フィルターのこと。
【チェルノブイリでは、ゴメリ地域の子供の6割以上が呼吸器疾患】
琉球大学の矢ケ崎克馬教授が編集に携わっている
『チェルノブイリ原発事故がもたらしたこれだけの人体被害』
(合同出版)という本でも、呼吸器疾患の深刻さが読み取れます。
チェルノブイリ事故後、1997年までに医師の診断を受けた12万人ほどのゴメリ地区の子供の
うち、実に8万人が呼吸器疾患になったという統計結果が掲載されています。
これは、診断人数の6割を軽く超える数字です。(p.86)
【放射能汚染地域でマスクなしで過ごすのは自殺行為?】
こうした情報があるので、私は群馬県在住ですが、外出時は夏でもマスクをしています。
一方、周囲を見ても、マスコミの報道に触れても、
放射能汚染地域でマスクなしで過ごしている人の多さに驚きます。
福島第一原発事故後、福島入りした枝野幸男議員は、フル装備の防護服姿でした。
放射能の怖さを知っている人は、当然このような対策をします。
なので、ホットスポットの場合は、最低でもN95防塵マスクがいいと思います。
しかし、このマスクは息が苦しく、しかも大きめなので目立つのが問題です。
だからといって、普通の花粉症やインフルエンザのマスクですと、
マスクそのものは高性能でも、横の隙間からどんどん外気が入り込んでしまいます。
最近、ファミリーマートで、あまり目立たない高性能の防塵マスクを見つけました。
私の場合は、しばらくこれでいこうかと考えています。
確かに、内部被ばくの健康被害については、専門家同士で論争中であり、
断定的なことは言えません。
しかし、健康被害にあってからでは遅いと思います。
なので、夏でもマスクをする仲間が増えてほしいなぁと思う今日このごろなのです。
http://d.hatena.ne.jp/rakkochan/touch/20120605/p1