リタイヤおじさんの日々

日常のほっとする風景を描いています

高齢化ご夫婦の現実

2016-07-21 08:11:20 | 日記
つい先日、ご主人が入院した。足腰が不安定になり人の手を借りるようになり、食事もままならくになり緊急入院したのだ。点滴で少し安定したと言う奥さんの言葉。ご近所サクラの古木のお宅、Mさんのご主人である。
毎日、病院通いだと言うM夫人も80に二つ重ねた歳だと言う。入院したご主人は80代の半ば。つい昨年までは時折、M宅で三人で晩飯を囲んで他愛無い会話をしていたのだ。
Mさん過って、遠い昔の話題を繰り返し私にはなし換えたかけかけてきた。お二人とも登山が趣味で、国内はもちろんマナスル・チベット等に出かけた楽しいお話しに花が咲いたこともある。二人ともクリスチャンで毎日曜日のミサに出かけ、食事の前にさらっと感謝のことばをささげてから頂く。---私も形だけ---

そんなつい最近の日々は、遠い出来事に思える現実の日々である。
入院の数週間まえにはベットから椅子までの移動に「手伝って、、」とM夫人から電話があり、何回か抱きかかえたこともある。そしてデイサービス、介護サービスを経て、今は病院。

お二人暮らし。子供たちは独立した生活を営んでいる。
正確にはわからないが、日々に生活が忙しいらしくあまり出入りは無い。
デカイ家に高齢者のお二人住まい。--この辺りでは極普通の風景。----私のように独り住まいの方も多く居る---高齢化コミュニテイである。

これから先々、どうあるべきか、答えは一つではない。
近隣の友として言えることは尊厳を持ってさり気なく接することが、ご近所のお付き合いというものだろう。昨晩、私が作った焼きそばをフライパンごと持って行ってMさん宅で二人で食事をした。
ちょっとした息抜きになった。今日始めて雑談した。緊張を解いM夫人が語ったのが印象的だった。
M夫人が剥いたキュウイをゼザートをご馳走になって、


長居をせずフライパンを持って帰宅した。
いつの間にか、オレも歳を重ねた。高齢化社会に足をつっこんでいる。
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