リタイヤおじさんの日々

日常のほっとする風景を描いています

里山雑感・薪割り

2010-06-12 08:07:11 | 里山
 力任せにすればいいというものではない。それなりの呼吸と集中力、ココロに余裕が必要である。(・・・というところまで行きつくには多少の時間がかかりましたが、、、)

 直径2~30センチ、長さ40センチ前後のナラの木の筋目を見ながら木の台座に立て、斧を軽く持ち、打ちおろす木の筋目に集中し、遠心力を利用して大上段から振り下ろす。木が二つに割れ飛び、斧が台座に軽く触れるところで止まる。

薪割りの極意である。

 この領域に達するまでにはそれなりの修行と基本的な体力が必要です。力のみではない、また歳もあまり関係が無い。

 木の筋目を選ぶ洞察力、打ちおろすタイミング、インパクトする集中力、安定した足腰、それと自然体での呼吸です。

なぜか宮本武蔵を、連想します。

 打ちどころが悪く、木に食い込んで抜けない斧、打ちどころが悪くて手がしびれた等、よくある薪割りの経験談を聞きます。
が、
薪割り、巧くても、下手でもそれなりにストレス解消になることだけは事実でしょう。
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