リタイヤおじさんの日々

日常のほっとする風景を描いています

講演会・平穏死を考える

2012-10-02 19:53:00 | 日記
台風17号が来ると言う先日日曜日の昼下がり、
町内介護グループ主催の、表記講演会に出席した。
このような会合は初めてだ。
テーマからか、出席者は女性が大部分で、しかも高齢の方が多い。我が街は高齢者が7割を越えると言うから当然かもしれない。

講演者は、外科医を50年その後、都内の養護施設の常勤医を務めている方だ。
養護施設の概要等はうっすら知っていたつもりだが、
現実の実態を聞き及んだのは初めてだ。

医師を永らく務めて方の話しは、
切実な日本の長寿社会の実態、家族のあり方、本人の意志とはかけ離れた医療行政など、生データと現実の姿をリアルに話された。

一つだけ例示する。知ってのとおりかもだか、
ご本人は自宅で最期を迎えたいと言う方が9割、しかし実態は病院で、…である。
このギャップの現実、その他、色々と話された。

この医師の言わんところは、
"大切な人の最期の迎えかた"、延命治療のあり方について、どうあるべきかについて講演された。

とても良い講演会でした。
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