現在はJRや私鉄の駅からちょつと離れて閑静な住宅や分断された畑の中の小住宅に囲まれ、
小さな鎮守の森の中にひっそりとたたずんだ神社、我のウォーキング途中の休憩場所になっている。
普段、参拝者を見ることはない。
素朴な神社、境内から見下ろす風景から今ある小住宅の建物などを消しさると、
江戸時代の情景が見える(ような気がする)。
その神社は小高い丘…今も同じ…に建ち、側を狭いが古くからの街道、小さな川の流れ、それらを取り巻く田畑、点在する農家が途切れ途切れだが見える。…昔の、その時代のその面影は残っている…
その時代は、
事あるごとにまた季節季節に賑わっただろう神社。地域の多く人たち、男女憩い場所だったのだろう。
その時代の公共の場所だったのだろう、と。
そんな情景が休憩に訪れるたびに見えている。
私のふるさとではないのだが、神社を包む雰囲気は全体に無理がなく自然の中に育まれ、時代を超え人を安らぎの中に包んでいるような気持ちがする。のだろう、か。
そんな素朴で小さな神社が残っているのが嬉しい。そんな場面でウォーキングの休憩で訪れるたびに空想する。
今日もウォーキング、朝練をしてきた。
神社の灯籠に江戸時代の文化14年と刻まれている。
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