リタイヤおじさんの日々

日常のほっとする風景を描いています

5月連休中のできごと-3 小沢昭一 的こころで考える・日本の製造業について

2012-05-02 06:39:59 | 日記
小沢昭一 的こころで考える
-----昨今、技術力と品質そしてコストで世界をリードした時代は過ぎ去ったという日本の製造業について。-----

数日前の新聞に、日本の製造業が世界の価格競争に太刀打ちできなくなった時代に入った、と出ていた。
生産コストの要因に、円高・人件費高があげられ、技術力も“世界をリードした時代”の海外企業に拮抗、いや抜き去られているか、または進行中のようだ。
世界を圧巻した電気、半導体、そして自動車業界等々のことだ。

“製造業の斜陽化”が著しい。陽は昇る。ではなく、陽は沈む。に入ったと断定していいのだろう。
製品開発、量産化技術、最高水準の品質、物つくりの体性作りを、いつの間にか“時代の波におぼれ”ないがしろにしてきた結果が現在であり、悩んでいる時代なのだろう。

はたして、
良く言われる、「生産コストの要因に円高、人件費高が、、、」が、そしてそのあとすぐ政治が、教育が、少子化社会が、、、いろいろ言われる。それだけだろうかと、疑問を持つ。

あえて、古風な言い方をしてみる。
日本人当事者それぞれが、歯を食い縛って、額に汗して、誠実に、控えめに、お天道様に感謝して、
-----これらは日本人の特性なのだ、(だった)----

付加価値を増す仕事に励み、まっとうな生活を、しなくなった結果が大きいのではないのだろうかと、昨今の風潮から、リタイヤおじさんは痛感する。

確かにマネーゲームや、世界の情勢は凄い勢いで押し寄せているのは事実だが、これらはいつの時代でも常に背景にあるのだ。いいわけにはできない。

日本の製造業について考える。
現在の現象は、競争をやめ・放棄し・選択し、日本が、日本人が円熟の時代にギヤチェンジを選択しようとしている現役・次世代の志向の一つなのだろうか。

リタイヤおじさんは、アノ“世界をリードした時代”に生きた老兵、
いや残骸なので微かな“古い思考”で、アノ時代、ラジオで聞いていた(今もやっている)、
小沢昭一 的こころで考えてみた。

-----連休中の雑感である。----
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