Las Vegas Season3 #15 "Urban Legends"
客室で肝臓を摘出された男スチュワートが発見され、ホテルを訴えると言いだした。弁護士は金で解決するよう提案するが、納得のいかないダニーは調査を始める。サムはマッケラーの墓場から盗んだ手帳にある大物クジラのホストをエドに頼む。だがそのクジラは手掌多汗症で、触るもの全てがびっしょり濡れてしまうのだ。そのことでエドはクジラを怒らせてしまう。困ったサムはエドにクジラの扱い方を教え込むことにする。一方、モンテシートではNASCAR（市販車を改造した車を使うアメリカで人気のカーレース）のイベントが行われ、ジミー・ジョンソンが審査員としてやってくる。
※以下、完全ネタバレです。
ダニーは監視映像からスチュワートが謎の女に誘惑される映像を見付ける。そして女が何度も氷を部屋に運び込んでいた。その女はシェリ・ヘイズという名で部屋を予約していた。病院の医師から、処置状態からみてプロの技だということを知る。被害者のスチュワートは歌手としてデビューが決まったばかりで、これは偶然とは思えない。ダニーはストリップクラブでの目撃者から、スチュワートは酒も飲まず、大金が入ると言っていたこと、血液検査した後だったとの情報を得る。
エドはクジラのために最高級のタオルを用意するが、それでは相手を怒らせるとサムに却下される。クジラのランク別に用意されたプレゼントの数々を見せられ、またもや特訓が始まる。ダニーは医師から移植前に血液検査をすることや、アルコールを禁じられていることを知る。更に赤外線映像から女はカツラをかぶり、胸に詰め物してスーツケースには氷の痕跡がないのだ。臓器摘出は客室ではなく、終日前に行われたのではと考えたダニーは証拠捜しを始める。一方、車のショーでファイナリストとなったデリンダは、審査員のプロレーサー、ジミーに過激なサービスがあると誘惑。
多汗症クジラに苦情が殺到し、エドは彼を追い出すことを決める。ところがクジラは何度も同じ目に遭い、恋すら出来ないのだとう。ベガスでは変人扱いされなかったと訴える。エドはクジラをなんとかしようとプールの中にテーブルを作り、そこでクジラにプレイさせる。一方、ダニーは移植手術で順番の繰り上げがあったと知る。なんとその人物はロックスターのケリー・ストーンだった。スチュワートは腎臓を売ってデビューを果たし、摘出の事実を利用したのだ。ふたりは血液など全てが適合するのだ。
その事実を弁護士に話すと、それだけでは裁判に勝てないので、金を払って秘密保持契約を結び白紙に戻したほうがいいと助言される。諦めない男ダニーはスチュワートを尾行し、家で待っていた女がシェリだと突き止める。そして写真照合で一致し彼等は逮捕。一方、デリンダは優勝し大喜び。ジミー曰く本当にいい車だったらしい。多汗症クジラは、結婚相手まで見つけ大満足で帰っていく。
臓器が盗まれるなんて都市伝説のような出来事は、はやり裏がありました。
臓器を売った金だけじゃなく、ホテルからも絞り取ろうだなんてなんてヤツなんだか。さすが訴訟大国アメリカです。
NASCARの“デイトナ500”で、2006年のレースを制したジミー・ジョンソンがゲスト出演してました。
日本では馴染みがないので、知りませんでしたがアメリカでは人気があるようです。
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ジョシュ・デュアメル,ジェームズ・カーン
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
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