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GhostWhispere Season3 #15 Horror Show
ペイン教授の教え子カイリーの奨学金が取り消しとなり、アンティークショップでバイトをさせて欲しいとペイン教授に頼み込まれ、しぶしぶ承諾するメリンダ。カイリーはバイト初日に、ハエの大群に襲われてしまう。それだけでなく人形が「終わらせろ」としゃべったり奇怪なことが起こる。
※以下、完全ネタバレです。
奨学金が取り消しになったころから、似たようなことがあったとカイリーは言う。霊がついてることをメリンダが話すと、カイリーは怒りだしバイトも辞めて立ち去ってしまう。教授だった父親はペイン教授の恩師でもあり4年も前に亡くなっている。ペインは別の霊ではないかと調べ始める。睡眠中に幻視を見たメリンダは、霊がホラー映画のシーンを体験させているのだと気づく。学校の掲示板でホラー映画キャスト募集の張り紙を見付けたペインはメリンダに報告。メリンダは制作センターへ向かうが、黒帽子に黒コートの霊が現れる。3か月前にホラー映画の製作中に事故死したトビーの霊だということが判明。ちょうどカイリーの奨学金が取り消しになった頃だ。
ホラー映画のオーディションを受けていたブルースから、トビーはショックメンタリーという怖かった映画のシーンを体験させる映画を作っていたこと、カイリーはトビーから出演のオファーを断っていたことを知る。持ち帰ったトビーのPCから昨夜編集されたエクソシストの撮影シーンにカイリーの声が入っていることに気づいたメリンダとペイン。カイリーは自分がトビーを殺したと告白するが…。撮影には二人必要なシーンをひとりで臨んだトビーはバランスを崩して落下してしまったのだ。
ホラーを通して各自が抱える恐怖の背景と向き合わせようとしていたトビーが、一緒にホラー映画製作をしていたカイリーにも彼女が抱える恐怖と向き合って終わらせること要求しているのだ。トビーはスラッシャー映画が怖いのは父親が暗闇に君を置き去りにしたからだとメリンダに言い残す。そしてカイリーはついに恐怖と向き合い、映画の撮影に挑むことに。カイリーはエクソシストが怖い理由は、父が死んだ日に神父が塗油の秘跡を祈っていたからだという。
カイリーが大学に入る前、研修で映画の手伝いに没頭している頃、父は瀕死状態になった。父は最後に自慢の娘だと言い残したのに、奨学金の資格を失い期待に応えていないと落胆する。ブードゥー教の本をペイン教授に書かせたのはカイリー父だった。だからカイリーが打ち込めることなら応援するはずだと諭すペイン教授。恐怖を克服し、自分の気持ちに正直になったカイリーを見たトビーは旅立っていく…。メリンダは睡眠中に透明のマスクをつけた男の幻視を見る。それはメリンダの記憶の一部で、幼いころに体験したことだと気づく…。
怖いと感じるものって、自分の体験に基づくことが多いと思います。
それに関連づけて恐怖に感じる…。まさにその通りだなぁと思いました。
次回は『父親の務め』 ペイン教授の隠し子騒動が起こり、怒った亡妻の霊が再登場します。
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視聴環境：FOX
©︎2009 シーサイド発