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Medici Masters of Florence Season 1 #4 Judgement Day
リナルドの告発によってコジモが逮捕され、妻のコンテッシーナは夫を救出するためにシニョリーアの人間を買収しようとする。コジモの息子ピエロは父の無実を証明しようとし、コジモの弟ロレンツォは兄の救出のため過激な手段に訴える。
▼以下、ネタバレあらすじです
20年前、カルチョに参加したコジモとロレンツォは味方のリナルドから汚い手を使われる。権力を持つ者の信頼を得ろと父ジョバンニから指示され、コジモは汚い手を使って試合に勝つ。リナルドの信用を得たコジモは、アルヴィッツィ家がローマで穀物を売り3カ月分の収入を得たが、代価を持ち帰る船が嵐で難破しブドウ畑を売ることになったと知る。そのことを聞いたジョヴァンニはアルヴィッツィ家をシニョリーアから締め出す。利用されたことに気づいたコジモだが、フィレンツェのための犠牲だと宥められる。
マルコは殺しに使われた剣をロレンツォに見せると数週間前になくしたと言って礼を言われ、確信する。コジモは父の友人サンドロ・タルージがリナルド側に回りそうだとコンテッシーナに買収するよう指示する。リナルドは反逆罪のひとつは性的倒錯で、ドナテッロが制作した彫刻ダヴィデ像は同性愛者だと訴える。二つ目は高利貸しで利益を得てその立場を利用して暴利を貪ったこと、三つ目は専制君主となったと訴えた。ピエロは、修道院に金貨50枚の利息を課したという主張に反証する証拠を探す。
コンテッシーナとルクレツィアはサンドロの妻マリアに働きかけるが、手紙はリナルドの手に渡ってしまう。手紙のことがバレたコジモは看守を替えられ、外への連絡も断たれてしまう。リナルドはアルヴィッツィ家を蹴落とそうとする企みを許せずにいた。コジモは20年前のことだと気づき、父の計略に利用されていたことを知らなかったと謝罪する。一方、コンテッシーナはサンドロをブドウ畑を餌に買収しようとし、ロレンツォは多額の手形を持ち出し過激な手段に出る。
毒を盛られたコジモは朦朧として裁判中に倒れてしまう。反証する証拠を見つけたピエロは父に代わり弁護しようとする。修道院から金貨50枚の利息を貪ったという訴えは間違えていると証拠を提出。広間の建設に融資したのはサンベネット修道院だけで、メディチ銀行が金貨65枚を贈り利息を課さなかった、寄付したと反証する。だが偽証だと反論されてしまう。そこへサンドロがピエロの弁護に納得したと申し出て無実を訴えると、他のシニョリーアらも同調する。投票させたくないリナルドは裁判に混乱を招く。
コジモは看守に妻への面会を頼み、リナルドはサンドロを逮捕させる。マリアがメディチ家に押しかけてきてコンテッシーナに社交界から締め出すと脅す。リナルドは裁判を操るため衛兵をシニョリーアに配備し、ピエロたちは中に入れない。そんな中、ロレンツォがスフォルツァの軍を率いて戻り、コジモの解放を要求する。市政長官は、ロレンツォがアルヴィッツィ家が街を出るよう要求していると告げると、リナルドは専制君主の証拠だと反論。
コンテッシーナがコジモに事態を報告すると、ロレンツォが街に入ればリナルドが自分を処刑するか衛兵に毒殺されるかだと死を覚悟していた。そして国中のリナルドの債務を買い漁り、アルヴィッツィ家を破産させろと託す。裁判ではコジモの有罪を問う投票が始まる。裁判の時にコジモの祈りを聞いた看守は毒を捨てて安全な飲み物を与える。コンテッシーナは有罪を宣告されたことをロレンツォに伝え、街を破壊しようとする彼を止めようとする。
コンテッシーナは女人禁制であるシニョリーアに乗り込み、コジモを処刑すればロレンツォが街を焼き払うと警告する。名門の人間はもはや支配者ではない、彼らが農民を支配する過去にフィレンツェは戻らないと訴える。リナルドが処刑の準備を進めたため、フィレンツェからの追放処分を提案。市政長官から妥協しろと宥められたリナルドはそれを断るが、投票によりコジモは追放処分となる。コジモは自身の命よりもメディチ家の生き残りの方が大事だった。コジモは街を去り、コンテッシーナだけがフィレンツェに残り銀行業務を引き継ぐことになる。
何をしても反論されたり、毒を盛られたりで大ピンチでした。
ピエロも頑張ったし、ロレンツォも強行手段に出る構えだったけど、人々を動かしたのはコンテッシーナ。
コジモは追放処分になってしまったけど、命があれば反撃に出ていつか戻れるはず。そうなった時にコジモは彼女に感謝するのかな。その時はアルヴィッツィ家も破滅してるはず。
裁判でのやり取り見てるとどう見てもリナルドの言ってることの方が、専制君主だけどね。みんな気付けよーー！
なかなかハラハラした展開で面白かったですね。コジモがどうやってフィレンツェに戻るのか見ものです。
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