シーサイド発

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マッツ・ミケルセン主演『悪党に粛清を』

2015年07月01日 23時58分44秒 | MOVIE
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The Salvation

マッツ・ミケルセン主演ってことで楽しみにしてた「悪党に粛清を」を見てきた。
エヴァ・グリーンとは「007カジノ・ロワイヤル」以来の共演で、「スーパーナチュラル」のジョン・ウィンチェスターことジェフリー・ディーン・モーガンや、「プライミーバル」のダグラス・ヘンシュオール、「トゥルーブラッド」「ワンス・アポン・ア・タイム」のマイケル・レイモンド・ジェームズなど海外ドラマでお馴染みのキャストが勢揃い。
※以下、ネタバレです

 デンマークで兵士として闘ったジョン(マッツ・ミケルセン)と兄ピーター(ミカエル・パーシュブラント)は戦争に嫌気が差し、アメリカ西部に移住。生活の基板を築いた後にデンマークから妻子を呼び寄せたジョンだったが、妻と息子を刑務所から出たばかりのならず者に殺されてしまう。ジョンは荷馬車を追い容赦なく射殺。しかし殺した男は凶暴な用心棒デラルー大佐(ジェフリー・ディーン・モーガン)の弟だった。

 弟が殺され激怒したデラルーは2時間以内に犯人を挙げなければ、2人殺すと町長と保安官(ダグラス・ヘンシュオール)に要求。老婆と足のない男が犠牲となるが、デラルーはそれでは物足りずもう一人殺してしまう。町を出ようとしたジョンとピーターだったが、捕まってしまいデラルーの元へ引っ立てられてしまう。吊るされたジョンを留置場から脱走したピーターが救出。しかしピーターは追手により殺されてしまい、ジョンだけが逃げ延びる。

 一方、デラルーは亡き弟の妻で声を失ったマデリン(エヴァ・グリーン)を手篭めにしてしまう。実はデラルーの本当の目的は油田開発のためにこの土地を買い占めることだった。町長も協力者で土地の権利書をデラルーに横流ししていた。マデリンはデラルーの金を持って逃げようとするが、追手によって連れ戻されてしまう。家族を皆殺しにされ、デラルーの目的を知ったジョンは復讐に燃え、敵地に乗り込む。

 まず町長の死体を棺に入れ届け、老婆の孫もジョンに加勢し遠くで火事を起こし陽動作戦に出る。ジョンは兵士としての経験を活かし、床下から銃撃し次々とデラルーの手下らを倒していく。負傷しながらも射撃の腕を頼りについにデラルーと対峙することになるが、形勢逆転。死を覚悟したジョンだったがマデリンに助けられる。ジョンが頭部にトドメの一発を撃ちこむ。その後保安官が駆けつけ「この時を待っていた」と感謝される。マデリンを敵とみなし殺そうとする彼らをジョンが制する。その後、町は油田開発が進み豊かになっていく。


ありがちなストーリーだったし捻りが足りないけど、概ね満足だった!
せっかく呼び寄せた妻子があんな風に殺されて、家族を守れず無力感に苛まれたろうなぁ。
助けてくれた兄まで殺されたら復讐の鬼になっちゃうのも必然。
泥まみれのマッツがかっこよかった!ハンニバルでは見れない表情でしたね。
兄ピーター役のミカエルは「ホビット」で熊男ビヨルン役を演じてたそう。違い過ぎて分からない!
エヴァ姐さんは先住民に舌を切られて口が利けない役だったけど、眼力で色々と物語ってましたね。
見た目が魔女っぽいからPennyDreadfulと重なる部分あったけども。
デラルーの悪役っぷりもお見事。気分で人を殺すような奴なので憎らしい!
そんな彼も先住民を虐殺するまではいい人間だったらしいけど、微塵も感じないほど悪人に染まってた。
保安官が役立たずなのも悪い!って最後には思いました。
ジョンや住民を助けようもしなかったくせにデラルーが死んだらノコノコやってきたりしてね。
ハンニバルとは真逆で悪人退治するマッツが新鮮で楽しめました。

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