[終]ナルコス：メキシコ編 シーズン1 ＃10「レジェンダ作戦」

	Narcos (A Netflix Original Series Soundtrack)
	Pedro Bromfman
	Lakeshore Records

NARCOS：MEXICO Season 1 #10 Leyenda
［シーズン1最終回］

　密売人のアジトをくまなく捜索したDEAだったがキキは見つからない。そんなとき、道路沿いで無残な姿となって捨てられていた彼と操縦士の死体が見つかる。検死により頭部への鈍器による殴打が死因だと判明する。だが着衣と遺体を覆っていたビニールシートも警察が処分していた。怒りに燃えるハイメとミカは、正義と真実を求めて戦う決意をする。
※以下、ネタバレあらすじです

　警官が逮捕され始めDFSは射殺された。緊張とプレッシャーが高まる中、シナロアに戻るフェリクス。彼は知事に匿ってもらおうと頼み込み、1週間の猶予と狩猟用の別荘を用意される。そんな中、イサベラはベンハミンを言いくるめて会議を開かせ、幹部にのし上がろうと企む。一方、ハイメは感情的になり過ぎているからと本国への転属を言い渡されてしまう。そこでカルデローニに密売人と関わりがある人物を突き止めて欲しいと頼む。カルデローニは石油会社の重役の息子で金に困ってないから買収はされないと約束する。

　フェリクスの懸命な捜索が続く中、フェリクスは新しい身分証とキキの尋問テープを入手。アズールはDFSが閉鎖されることになること、そしてエンセナダで会議が開かれるらしいと告げる。だが知事がフェリクスを裏切り、カルデローニが別荘に乗り込んでくる。死か喋るかを迫られたフェリクスは、尋問を録画した7本のテープのうち2本は癒着する政治家の名前が出てくる、国防大臣もだと取引を持ちかける。その2本以外は渡す、それでボスを守れ200万ドルを得られると告げる。

　リゾートで寛いでいたネトの元へ警察が乗り込んでくる。仕込まれた5本のテープが見つかるのだった。逮捕されたネトはフェリクスが動いたと気づく。エンセナダではプラザが集まり会議が開かれていた。そこへ軍が攻めてきて取り囲まれ、フェリクスが乗り込んでくる。彼は商売の話をすると言ってイサベラを追い払い、政府との問題は解決し新たな契約をしたと報告する。会議を取り仕切っていたベンハミンは何も言わずにその場を後にする。

　フェリクスはキキとの尋問を思い出す。彼はキキが国境でもハメようとしたことを覚えていた。キキは政府関係者に裏切られた時は力になると申し出て、誘拐を命じたのもフェリクスじゃないと知っていた。知っていることは全て話したと釈明するキキに、彼らが聞きたいことを全て話せば帰れるそれが結末だと告げる。だがキキは生きては帰れないと知っていた。「お前の結末は手に入れたもの、夢に見た全てが…しくじったな」とフェリクスに告げるのだった。その時、キキは体が持ち堪えそうもない状態だった。

　カルデローニは転属になりそれでもメキシコ側は捜査を継続中と言っていた。DEAはレジェンダ作戦として別のタイプの捜査官に別の攻め方をさせようと本気を出す。一方、フェリクスは残りの支払いとして知事の自宅に息子の頭部を送りつける。フェリクスは軍の警備の元、始まりの場所へ。ネトは裁判でラファと誘拐を共謀したと証言しフェリクスの関わりを否定。そんな中、1人の捜査官がメキシコに赴任してくる。キキの死で戦争が始まったのだ。

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ドラマではそうでもなかったけど、キキが実際に行われた拷問はこんなものではなかったそうです。アメリカ側も死者が出て初めて本気を出すとか。。。捜索に関してももっと早く本気でやっていたら助けられたかも知れない。それにしてもメキシコ当局の腐敗が酷すぎたのが最もダメな理由だけど。
フェリクスは苦境に置かれても、相手の立場を逆手に取って実に巧い。生き残ることにかけては天下一品！カルデローニですら取り込んでしまうんだものなぁ。彼にはガッカリだわ。
ドン・ネトを売ってまたちゃっかりプラサ連合を仕切るのか〜。ネトは唯一、ちゃんと助言を与えてくれる仲間だったのに。
新しい捜査官としてやってきた彼はずっとナレーターを務めてましたよね。ヒッピーみたいな身なりだし捜査官とは気づかれなそう。
密売人の方はそろそろエル・チャポが頭角を現す頃でしょうか？次シーズンも楽しみです！

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視聴環境：Netflix

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