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[終]SEXとアートと美しき男たち #6

2011年08月16日 12時27分41秒 | 歴史ドラマ
Desperate Romantics [DVD] [Import]
Franny Moyle,Peter Bowker
BBC Warner


Desperate Romantics #6

 ロセッティとリジーは新婚旅行から戻り、新居に移った。愛と貞操を誓ったロセッティだったが…。ハントは神とアニーについて悶々としていた。ミレイは全てを手に入れていたが、兄弟団との絆は薄れていた。
※以下、ネタバレです。

 ミレイはエフィーとの幸福な生活の中、ハントとロセッティに画家同士の共同生活を提案するが、ロセッティを信用できないリジーは反対する。アニーはロスタリー卿に婚約破棄されたが、ハントの申し出を断る。ロセッティはジェインをモデルにしてグウィネヴィア王女を描く。リジーはラスキンに新しい弟子が出来た事で支援を打ち切られてしまう。ショックのあまりアヘンチンキを過剰摂取してしまう。

 ロセッティはリジーの精神の安定のため見守って欲しいとラスキンに頼むが、興味は他に移ったと言われてしまう。若い娘ローズを支援しだしたラスキンに、養女趣味があると周囲から思われると助言するが、肉欲に溺れる自分を心配しろと反論される。ウィリアムがジェインと関係を持っていないと知ったロセッティはエドワードとウィリアムを遊園地に連れて行き女を教えようとする。そこでアニーを見かけハントの元に戻れと告げる。

 ロセッティはジェインへの想いを詩にする。ジェインはウィリアムから求婚されたと告げる。ハントはアニーに求婚するが断られてしまう。更に赤裸々なラブレターをネタに揺すられる。フレッドはロセッティがジェインを狙っているとリジーに告げる。嘆く彼女にキスしようとしてビンタを喰らう(笑)。リジーは家族の前で妊娠したと嘘をつく。それを責めたロセッティにジェインのことを持ち出し大ケンカに!

 リジーに話したフレッドを責めるロセッティだったが、不幸になったのはリジーの方だと反論されライバルがいないと価値を忘れていると気付く。リジーを愛しているというフレッドを連れ自宅へ戻るとリジーが倒れていた。医者を呼ぶも既に死亡しており、アヘンチンキの過剰摂取だった。遺書が残されてたことから自殺だった。家族には自殺とは告げず、彼女の体裁を守ったロセッティ。ロセッティは今まで以上に製作に打ち込む。

 遺族には真実を告げるべきと考えていたフレッドだったが、娘には高貴な血が流れていると信じている父親を前に言える訳がなかった。姉シャーロットは自殺と疑うが、それも否定する。彼女の死を悼んだロセッティは『ベアタ・ベタトリクス』を完成させる。リジーの葬儀が行われ姉シャーロットがリジーが残した詩を読む。自分が彼女を愛さなかったからと後悔するロセッティ。詩を綴ったノートをリジーと共に葬る。

 ウィリアムは二人きりじゃなければ結婚しても良いとジェインに言われた事で、ロセッティに一緒に暮らそうと持ちかける。ハントはまた聖地へ行くと言う。フレッドはロセッティが書いた詩は出版に値すると説得しノートを掘り起こさせる。傑作を神が返してくれたと喜ぶロセッティを見て、この男の言葉を信用してはならいと思うのだった。


やっぱり惰性で結婚したロセッティはうまく行かなかったな~。
ラスキンも支援打ち切っちゃったりして酷だよね。それより狙ってるってこと話しちゃうフレッドはもっと酷いけど。
リジーみたいに精神的に弱い人にロセッティは無理があったよね。フレッドみたいなヤツなら良かったのかも。
この時代の遊園地って娼婦館みたいなもん?それともロセッティたちが遊園地って呼んでるだけ?
アニーとハントは結局結ばれずか…。wikiによるとトマス・ウルナーの義理の妹ファニー・ワウと結婚。
でもファニーは出産で死亡し、後に妹のエディスと結婚したそうです。
ミレイのこともっと描いて欲しかったな~。でも芸術院で準会員になった時点で兄弟団から脱退してらしいので仕方ないかな。
しかしこの画家たちは見事に愛とSEXに溺れてたね~。面白かった。

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