1年前にお亡くなりになった作家、栗本薫氏の展覧会に行きました。
場所は、弥生美術館。 竹久夢二美術館と併設されてます。
東大前という駅を降り、大きな壁をぐるりと周った
裏側にあります。 東大の壁のツタがいい感じ
とってもレトロな雰囲気の小さな美術館です。
中は撮影禁止なので外だけね
小説とは30年近いお付き合いでしたが、
それ以外のイベント参加したのはこれが初めてです。
さて、展示は1階がグインサーガのみ。
2階には、それ以外の小説や趣味の着物や愛用品などを紹介してました。
1階でまず目についたのは、小説の表紙になった絵の原画の数々。
特に一番ステキだなぁと思ったのは、第一巻“豹頭の仮面”を
飾った表紙。 小説で見るのと全然違っていて、
ふんわりした色合いが良かった です。
それにしても、外伝を含め151巻をズラリと並べると圧巻
英語、イタリア語、フランス語、ロシア語?のグイン本。
初めて見ましたが、とても立派でした。
それぞれ何巻まで出てるんでしょうか?辺境編だけかな?
展覧会でないと見られない創作ノートの走り書きはじっくり読みました。
レムスの横にあるロムルスの文字。 “やっぱりね!”
ローマの建国神話に登場する双子の兄弟の名前で、
長年の疑問が解決して、これはスッキリ
リンダはどうやら昔お気に入りだった少女マンガ(タイトル忘れた)
に出てくるお姫様の名前からとったようでした。
グインの精巧なフィギュアや豪華限定本もありました。
それにしても彼女の直筆ってすごく個性的。
学生のころ書いてたマンガの文字やメモなんか丁寧で
読みやすいけど、いつからか丸文字になり、段々崩れていってます。
じっくり見てたらどうやら分岐点は1985年ごろ。
早く書こうとすると角が無くなるのでしょうか?
そして、最初に使い始めたワープロやパソコン通信用に使った
IBMのThinkPadもありました。 怒涛の人間離れなキータッチで、
酷使してた(はず)なのに、意外にキレイ。
キーボードカバーしてたのかな?
ニフティの天狼パティオでは、私もお返事をいただいたりしたので、
とても感慨深かったです。 そういえばあのころ、
タイトル当てクイズみたいのをやってました。
私はROMってるだけで、参加しませんでしたが、
同じ方が複数のタイトルを当てたりしたのを覚えてます。
確かオフ会なんかもあったんじゃないかな?
小説を書いて(打って)いた、和風な雰囲気が漂う黒い木机
には着物のはぎれ?で作ったアームレストがあり、
机の前には緑がいっぱいで、周りにはガラスの小物などを
置いてありました。 お気に入りに囲まれた環境の中で、
数百冊 に及ぶ膨大な小説が書かれたんですねぇ…
あのデコポン好きな贅沢カメくんはどこにいたのかな?
グインのあとがきに書かれていたことも思い出しました。
最後に闘病記の出版本の隣に、最期のメモがありました。
ほとんど読めないし、意味をなさない文字の羅列でした。
そんなにしてまでまだ文字を書きたいという意欲があったんですね。
きっと、もっともっと書き続けたかったのでしょうね。
書くために生き、『生きること=書くこと』だったのでしょう。
天国でまだ書いてるのかしら?
これまでにもグインサーガについては、このブログに書いてきた
けれど、最後になった130巻目を読んだ後は書いてないですね。
余りにも色々なことが頭に浮かんで整理がつかず、
何からどう書いていいかわからなかったからです。
とにかく未完に終わったことが残念です。
美術館から外に出たら、日差しが優しくなってました。
時計を見たら2時間も経ってて、小さな美術館なのにビックリ。
そういや、後から入ってきた人がどんどん出て行って、
私ほどじっくり見た人は少なそうです。
豹頭の仮面((1))改訂版
場所は、弥生美術館。 竹久夢二美術館と併設されてます。
東大前という駅を降り、大きな壁をぐるりと周った
裏側にあります。 東大の壁のツタがいい感じ
とってもレトロな雰囲気の小さな美術館です。
中は撮影禁止なので外だけね
小説とは30年近いお付き合いでしたが、
それ以外のイベント参加したのはこれが初めてです。
さて、展示は1階がグインサーガのみ。
2階には、それ以外の小説や趣味の着物や愛用品などを紹介してました。
1階でまず目についたのは、小説の表紙になった絵の原画の数々。
特に一番ステキだなぁと思ったのは、第一巻“豹頭の仮面”を
飾った表紙。 小説で見るのと全然違っていて、
ふんわりした色合いが良かった です。
それにしても、外伝を含め151巻をズラリと並べると圧巻
英語、イタリア語、フランス語、ロシア語?のグイン本。
初めて見ましたが、とても立派でした。
それぞれ何巻まで出てるんでしょうか?辺境編だけかな?
展覧会でないと見られない創作ノートの走り書きはじっくり読みました。
レムスの横にあるロムルスの文字。 “やっぱりね!”
ローマの建国神話に登場する双子の兄弟の名前で、
長年の疑問が解決して、これはスッキリ
リンダはどうやら昔お気に入りだった少女マンガ(タイトル忘れた)
に出てくるお姫様の名前からとったようでした。
グインの精巧なフィギュアや豪華限定本もありました。
それにしても彼女の直筆ってすごく個性的。
学生のころ書いてたマンガの文字やメモなんか丁寧で
読みやすいけど、いつからか丸文字になり、段々崩れていってます。
じっくり見てたらどうやら分岐点は1985年ごろ。
早く書こうとすると角が無くなるのでしょうか?
そして、最初に使い始めたワープロやパソコン通信用に使った
IBMのThinkPadもありました。 怒涛の人間離れなキータッチで、
酷使してた(はず)なのに、意外にキレイ。
キーボードカバーしてたのかな?
ニフティの天狼パティオでは、私もお返事をいただいたりしたので、
とても感慨深かったです。 そういえばあのころ、
タイトル当てクイズみたいのをやってました。
私はROMってるだけで、参加しませんでしたが、
同じ方が複数のタイトルを当てたりしたのを覚えてます。
確かオフ会なんかもあったんじゃないかな?
小説を書いて(打って)いた、和風な雰囲気が漂う黒い木机
には着物のはぎれ?で作ったアームレストがあり、
机の前には緑がいっぱいで、周りにはガラスの小物などを
置いてありました。 お気に入りに囲まれた環境の中で、
数百冊 に及ぶ膨大な小説が書かれたんですねぇ…
あのデコポン好きな贅沢カメくんはどこにいたのかな?
グインのあとがきに書かれていたことも思い出しました。
最後に闘病記の出版本の隣に、最期のメモがありました。
ほとんど読めないし、意味をなさない文字の羅列でした。
そんなにしてまでまだ文字を書きたいという意欲があったんですね。
きっと、もっともっと書き続けたかったのでしょうね。
書くために生き、『生きること=書くこと』だったのでしょう。
天国でまだ書いてるのかしら?
これまでにもグインサーガについては、このブログに書いてきた
けれど、最後になった130巻目を読んだ後は書いてないですね。
余りにも色々なことが頭に浮かんで整理がつかず、
何からどう書いていいかわからなかったからです。
とにかく未完に終わったことが残念です。
美術館から外に出たら、日差しが優しくなってました。
時計を見たら2時間も経ってて、小さな美術館なのにビックリ。
そういや、後から入ってきた人がどんどん出て行って、
私ほどじっくり見た人は少なそうです。
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