2週間ぶりに気になっていた泉の森郷土民家園の蚕の成長過程をチェックしに行きました。
8月1日の様子はこちら
ほとんど羽化していて空き部屋です。
残るは2個のみ。
糸をはき出す様子が見れなくて残念でした。
| カイコは家蚕（かさん）とも呼ばれ、家畜化された昆虫で、野生には生息しない。またカイコは、野生回帰能力を完全に失った唯一の家畜化動物として知られ、餌がなくなっても逃げ出さないなど、人間による管理なしでは生育することができない。カイコを野外の桑にとまらせても、ほぼ一昼夜のうちに捕食されるか、地面に落ち、全滅してしまう。幼虫は腹脚の把握力が弱いため樹木に自力で付着し続けることができず、風が吹いたりすると容易に落下してしまう。成虫も翅はあるが、体が大きいことや飛翔に必要な筋肉が退化していることなどにより、飛ぶことはできない。 ウィキペディア |
なんと悲しい蚕の一生でしょうか。
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考えて見たら蚕に限らず、豚も牛も鶏も。
私たちの周りにそういう宿命を背負う生き物がたくさん。
感謝しないといけませんね。
たぶん下に落ちて交尾でしょうか・・・
メスは羽化したらすぐ交尾してその翌日産卵。
羽化から約３日後に生涯を終え、オスの場合羽化して８日前後で死んでしまうそうです。
調べましたよ
ネクタイ1本＝約140個！着物には3000個
だって。
すっげーー
飛ぶこともできずにこのあとどうなったんだろう。
うちには絹製品なんてないなーと思っていたけど
ネクタイだけが絹でした。
ネクタイ1本で蚕の繭何個分かなとか考えると
ちょっとこれから身につけにくくなりそうだ。
完全にシルク生産道具になっていたのですね。
夏場はシルクが欠かせない身として
何と言ったらいいのか分かりません。