発芽から3日もたつと、苗は着々と成長しますが、そのままにしておくと根が張ってしまいますので、早めに砂の苗床から引き上げ、培養土を入れた小鉢に移植する必要があります。

(一斉に日がさす方向を向く苗。かなりモヤシ化しているので、もう限界。大急ぎで移植する必要あり)
このとき、注意しなければならないのは、根を傷つけないこと。
昨年使ったスプーンでは土を掴みにくかったのですが、東京朝顔研究会の講習会で、「トングを使うとよい」と教えていただいたので、早速やってみました。
トングですと、根のまわりの砂をしっかり掴めるので、根を痛めないですみます。
我が家のパスタ用トングは、丈が長いのでとても使いやすく、重宝しました。今後は、朝顔用として活躍してもらいましょう。

小鉢上げのもうひとつのポイントは、日中日が照り付けている間は避けること。
移植は苗にかなり負担のかかる作業なので、かんかん照りで弱っているときに行うと、それだけでまいってしまうのです。
小鉢上げは、朝顔栽培における前半の大きな山場なので神経を使いましたが、夕方から日没にかけてなんとか完了。
鉢上げ直後は、ちょっとくたっとしています。

でも、これで根が無事に新しい土壌についてくれれば、一安心です。

一晩のうちに根がちゃんとついたようで、翌朝にはすくっと立っていました。
《おすすめの本》
小鉢あげの詳細については、東京朝顔研究会のノウハウがぎっしりつまったこの一冊。その名も『朝顔百科-朝顔の栽培・仕立てから園芸文化史まで』(誠文堂新光社、2012年)がおすすめです。
種まきから小鉢移植、本鉢移植、行灯づくりなどの仕立てにいたるまでの方法と注意点が、非常に具体的に写真や図を用いながら解説してあります。
これがあれば、身近に達人がいなくてもなんとかなるかと思います。
品評会に出す場合は、ちょっと難ありの苗は捨ててしまうそうですが、わたしはあくまで個人の楽しみのために育てているので、原則的に苗は枯れたり傷んだりしないかぎり活かす方針です。
ひとつだけ、発芽が遅れていた「万博の輝」。
集中的にあたためたら、ようやく芽がでてきました。
でも、ちょっと心もとないので、ちょうど買ってきたばかりの赤みみずくにそばにいてもらうことに。

赤みみずくは、江戸東京博物館のお土産もののひとつ。
江戸時代、子どもが病気をしたときに「赤」という色のパワーをもらって病気を治そうと、赤いみみずくやだるま、金太郎といった赤い色の絵やおもちゃを枕元においたという風習があったそうです。
赤みみずくがぢっと見守っているなか、「万博の輝」も早く元気な立派な苗になってほしいものです。

(一斉に日がさす方向を向く苗。かなりモヤシ化しているので、もう限界。大急ぎで移植する必要あり)
このとき、注意しなければならないのは、根を傷つけないこと。
昨年使ったスプーンでは土を掴みにくかったのですが、東京朝顔研究会の講習会で、「トングを使うとよい」と教えていただいたので、早速やってみました。
トングですと、根のまわりの砂をしっかり掴めるので、根を痛めないですみます。
我が家のパスタ用トングは、丈が長いのでとても使いやすく、重宝しました。今後は、朝顔用として活躍してもらいましょう。

小鉢上げのもうひとつのポイントは、日中日が照り付けている間は避けること。
移植は苗にかなり負担のかかる作業なので、かんかん照りで弱っているときに行うと、それだけでまいってしまうのです。
小鉢上げは、朝顔栽培における前半の大きな山場なので神経を使いましたが、夕方から日没にかけてなんとか完了。
鉢上げ直後は、ちょっとくたっとしています。

でも、これで根が無事に新しい土壌についてくれれば、一安心です。

一晩のうちに根がちゃんとついたようで、翌朝にはすくっと立っていました。
《おすすめの本》
小鉢あげの詳細については、東京朝顔研究会のノウハウがぎっしりつまったこの一冊。その名も『朝顔百科-朝顔の栽培・仕立てから園芸文化史まで』(誠文堂新光社、2012年)がおすすめです。
種まきから小鉢移植、本鉢移植、行灯づくりなどの仕立てにいたるまでの方法と注意点が、非常に具体的に写真や図を用いながら解説してあります。
これがあれば、身近に達人がいなくてもなんとかなるかと思います。
品評会に出す場合は、ちょっと難ありの苗は捨ててしまうそうですが、わたしはあくまで個人の楽しみのために育てているので、原則的に苗は枯れたり傷んだりしないかぎり活かす方針です。
ひとつだけ、発芽が遅れていた「万博の輝」。
集中的にあたためたら、ようやく芽がでてきました。
でも、ちょっと心もとないので、ちょうど買ってきたばかりの赤みみずくにそばにいてもらうことに。

赤みみずくは、江戸東京博物館のお土産もののひとつ。
江戸時代、子どもが病気をしたときに「赤」という色のパワーをもらって病気を治そうと、赤いみみずくやだるま、金太郎といった赤い色の絵やおもちゃを枕元においたという風習があったそうです。
赤みみずくがぢっと見守っているなか、「万博の輝」も早く元気な立派な苗になってほしいものです。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます