一寸の兎にも五分の魂~展覧会おぼえがき

美術展のおぼえがきと関連情報をすこしばかり。

新しい歌舞伎座に行ってきました ※改訂版

2013-04-07 | 日記
2013年4月2日。

2年11ヶ月ぶりに歌舞伎座が再開。新歌舞伎座として復活しました。

とりあえず、行ってみることに。



外観は、前回とあまり変わらず、さすがに色も白くてピカピカな感じです。

中は、とにかく混んでいるのであまり探検はできなかったけれど、トイレがきれいでたくさんあり、前よりは並ばなくてよくなったのがありがたい。←劇場のトイレ事情は、けっこう重要です。

エスカレーターが完備されたのでお年寄りには便利だと思うのだけれど、個人的には階段も使いたい。どこかにあるのだろうが、見つからなかった。次回、探します。

1階のお土産コーナーは、いろいろなお店が集まっていて、前回のときと同様、清算は各店舗で行うので、その都度待ったりするのがちょっと煩雑。レジを一本化するとお客さんは楽ですが、やはり難しいのでしょうね……。

座席は、3階席にかぎってはあまり広くなった実感はないけれど……。1階席はゆったりめにしたらしい(でも、1階はもともと、前回もそれほど窮屈ではなかったような……)。いすはすわり心地がよくなったかな。



3階席から間近に見る天井のおなじみの角度は前と変わりません。菱形の模様がかわいくて気に入っています。

あ、あと「めでたい焼き」は前は1階売店のわかりやすいところにありましたが、今回は3階なので(演舞場でも3階でしたが)、目当ての方はお忘れなく。相変わらずの行列でした。もちろん、おいしい、求肥入り。

で、肝心の舞台はといえば。

演目は、
弁天娘女男白浪(べんてんむすめめおのしらなみ)
 浜松屋見世先の場より   滑川土橋の場まで

忍夜恋曲者(しのびよるこいはくせもの)
  将門

菊五郎の弁天小僧は、数年前の團菊祭で拝見しました。そのときは、日本駄右衛門が團十郎さんで、本来なら今回の公演でもそのはずだったのですが……。合掌。

左團次の南郷力丸は前と同じなので、弁天小僧と力丸の掛け合いは見慣れたテンポで進みます。

極楽寺での弁天小僧の立ち回りは、捕り手の殺陣も前回のほうが激しかったような。

なんといってもはじめて使う舞台でけがなどがあっても困るので、少し控えめながらも堅実な演出にしたのでしょうか。

しかし何度見ても、あそこで弁天小僧が腹を切ることはなかったのではないか、と。したたかに生きてきたのだから、これからもしぶとく生き抜いてほしかったなあ。

菊之助の浜松屋宗之助はおりこうさんな息子をきれいに演じて○。菊之助の弁天小僧も見てみたい。

後半の「将門」は、久しぶりにみる玉三郎。

相変わらず美しい。でも、思ったより玉三郎の出番が少なかったような。というか、松緑の立ち回りが目立ちすぎる気が。

最後のがまが、着ぐるみでむしろかわいい……。個人的には好きだけど。

2人しかでてこないし、どちらかというと暗めな演目だし、なんといっても「柿葺落四月大歌舞伎」なのですから、もう少し演目そのものを見直してもよかったのでは??と思わなくもないのですが、いかがなものでしょう。

まあ、器は揃った。

歌舞伎も歌舞伎座もこれからが正念場です。







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