まあきれい! 椿の庭
(消去するのはもったいないので、ふたたびご覧ください。
今年も咲いてました。)
Kさんから見頃なので、、とお電話をいただき飛んで
行きました。(kさんご存命中のこと)
広大なお庭に4・50本はあろうかと思われる初めて見る
椿の花。 気品のある美しいものばかり。
花びらを拾って飾って見た。
名「太政官」「沖の浪」「光源氏?」「黒椿」などなど。
裏の庭には緑の桜。遠目には一本の樹木。
名 御衣黄(ギョイコウ)
鑑賞するのは私だけ。贅沢な心豊かになる時間でした。(2017・5月)
↓(2021、今年も咲いていました。)
(2021・7・4記)↓
追記 Kさんのこと
17歳、広島の原爆投下の時、爆心地で被曝。
爆風とガラスの破片を全身に受ける。
ようやくたどりついた市役所の小さな池にはいり一夜過ごす。
火傷と熱さで水が欲しいので降ってきた黒い雨を口を上に
向け飲む。(黒い雨は放射能の雨)
頭髪がすっぽり抜け、耳からはガラスの破片がポロポロ。
避難先に荷車で運ばれ、医師だったお父さんの治療で、生存。
私の住む地域とは縁もゆかりもないのだが、ローカルテレビで
水の美味しいところという情報だけ見て70歳の時永住を決める。
歳は離れてはいたが、親しくお付き合いして約10年。
私はなんとかKさんの体験を後世に伝え残したいと思い、
地域の教育関係者にお願いし、数校の小学校や公民館など
で被曝体験のお話しをしていただいた。
(優しく、きれいな でも凜としたお声だった)
私が勝手に付き人役をさせていただいたき講演は計13回、3年続く。
kさんはお礼は一切受け取らず、平和への思いを子供たちに託した。
1019年 永眠される。91歳
静かなお人柄だが私の強引さにかなり無理をされたのではと心が痛む。
私の尊敬するお人のひとりです。
いずれ、講演内容原文を載せたいと思います。