令和無色のetc日記

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『Cinnamon』 キタニタツヤニューシングル配信リリース開始 ちょっとだけ歌詞を考える

2021-01-27 21:10:39 | 日記


本日1月27日0時よりキタニタツヤさんの楽曲
「Cinnamon」が配信リリースされました。
そして18時には音楽ナタリーで本楽曲についての対談内容の記事が発表、
そして20時にMVが公開されるという流れである。

ちなみに対談記事はこちらからご覧になれます。


では早速『Cinnamon』の歌詞について考えていこう。

⚠️あくまで一個人の解釈です。




歌詞

白いカーテンを透かすような
朝の太陽が目蓋を引っぺがして
渴きと頭痛を癒すコーヒー
「おぉ、ありがとう...ところで君はどこの誰?」


白いカーテンから朝日がこぼれ、顔が照らされて目覚め、
誰かからコーヒーを受け取るのですが、どうやら覚えてないらしい。
主人公は記憶喪失なのかなぁ🤔



この怠惰が創造的であらんと願う
愛を飾る憎悪と死の予感
あぁなんて恐ろしぃ!
僕らは少し不幸せなだけなのにね

ここがなかなか考えにくい。
というのも抽象度が増しているため、頭が??と混乱してしまう。
「だらしなさが何かを生み出してくれると願う」
直訳するとこういうことなんだけど、意味が浮かばないƪ(˘⌣˘)ʃ



湯上がりの首筋から香った麝香の奥に
少し憶えのある匂いがした

麝香 (ジャコウ)とは香料や生薬の1種で
皆さんも「ムスク」という名前の匂いならご存知なのではないでしょうか。
つまり首筋から香る麝香にどこか懐かしさを感じているというわけですね。



愛をもっとくれないか
苦くても構わないよ
ささくれ立った心には
甘ったるい一匙のCinnamonを

サビのフレーズ。
前半は思い人に関心が寄せられないことに対する愚痴
後半は自分の余裕がない荒んだ心を落ち着かせるために甘い香りの
シナモン(=相手からの関心)、前半でいうところの""が欲しいという
願いが垣間見える歌詞になっている。




2番
逃してしまった幸福を
他の誰と取り戻せばいいの?
あの人の好きなお茶の匂いの
時につく甘さをまだ思い出せる

逃してしまった幸福はあなた以外の人では取り戻せない!
後半の時につく甘さとかが麝香とかシナモンを連想させる
ワードになってて、シナモンや麝香=あの人を想起させる鍵
なってるようです。



君の髪も声も肌も仕草も全て
見たこともないほど素敵だよ
あぁなんていじらしい
僕らそれでも幸せとは遠いね

君のありとあらゆる要素は見たこともないほど素敵なんだ。
そのあらゆる要素を五感で表してるのが個人的に好きですね

=嗅覚、若干の味覚?(甘いとか感じる)
=聴覚
=触覚
仕草=視覚

なんとも可愛らしい君だけど、幸せとは程遠い。
ここで疑問に思った。"あの人"と"君"は別の人物なんじゃないかって🤔



愛をもっとくれないか 
苦くても構わないよ
ささくれ立った心には
甘ったるい一匙のCinnamonを


目を瞑っても 耳を塞いでも 鼻腔をくすぐるせいで
忘れてしまうことも叶わないんだ

あの人の姿が見えなくても、あの人の声を聞かなくても、
あの人の匂いが忘れられないんだよo(`ω´ )o
どんなに忘れようとしても、あの人の匂いだけはどうにも覚えている。


愛をもっとくれないか
苦くても構わないよ
あの人と同じ様に
甘ったるく微笑んで欲しいだけ

ホントは君にはあの人のように優しく笑ってて欲しかったんだ。
君は今カノ、あの人は元カノ?みたいな色眼鏡が出来てしまいました。



僕はずっと嫌いだ 
遠い国の匂いがした
心がギュッと懐かしくて
その首をもう一度嗅いでしまう

後半は納得したわ( ˘ω˘ )
君の湯上がりの首筋からあの人と同じような匂いがして
懐かしくてもう一回嗅いでしまう。

おそらく前半の「ずっと嫌いだ」自己嫌悪なのかなって思います。
今こんなに可愛らしい君がいるのに、体はあの人のことを覚えてる。
無意識に君をあの人と重ね合わせる自分にささくれ立っているんだろうなぁ。


ちなみに「遠い国の匂い」は歌詞のモチーフになった
ボードレールの詩集悪の華 の「」の一部

うだるアフリカ ものういアジア
見えない遠い世界が
お前の髪の中に宿る

のサンプリングだと思われる。
麝香やシナモンなどの香料、香辛料はアジアが原産であるから
「遠い国の匂い」という表現がピッタリ合ってますねo(`ω´ )o

」はこちらのURLからご覧いただけます。



以上が自分のちょっとした考察です。
自分は君とあの人が別人なのかなと思いましたが、
主人公が記憶喪失なら、君=あの人も全然ある気がしてきました。

君の首筋から香った匂いで過去の記憶(あの人のこと)が断片的に
思い出したが、肝心な君があの人ということに気づかない。

妄想なのですが主人公が記憶を失ったせいで、
君がショックを受けて、態度も変わってしまった。
相手からしたら恋人が恋人の皮をかぶった別人になってしまった
わけですから仕方ないですね。
今まであった愛情も醒めてしまって主人公に無関心になった。
こう考えればサビのフレーズとピッタリですよね( ´∀`)


そして置き去りにしたあの部分

この怠惰が創造的であらんと願う
愛を飾る憎悪と死の予感
あぁなんて恐ろしぃ!
僕らは少し不幸せなだけなのにね

君≠あの人で考えると
この怠惰は倦怠期、つまりあまり恋人との仲がよくない時期を指して、
いつかまた元の仲に戻れるといいなぁ(=創造的)という願ってる。
「愛を飾る憎悪」は個人的に「嫌よ嫌よも好きのうち」だと思ってましたが、
どこか心の篭ってない愛に感じます。

死の予感恋人との別れを表してると思います。
もしくはホントに恋人に死が訪れるって意味なのか。
どちらにしても恐ろしいことには変わりない

「少し不幸せなだけ」はちょっとしたことがキッカケで
仲が悪くなったことを表しているんだと考えました。
この部分の対比となっている「僕らそれでも幸せとは遠いね」
比べると「少し不幸せ」の方が幸せそうなのが面白い。

おそらく一番抽象的な歌詞だった場所の解釈によって、
君=あの人or君=今カノ、あの人=元カノみたいな感じで
考え方が変わるのかもしれませんね。

そんなこんなでMVが上がってました。
ではこの辺で失礼ε=ε=ε=ε=ε=ε=┌(; ̄◇ ̄)┘






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