⇒前回の記事はこちら
原山1号墳では墳丘がよく分かりませんでしたが、引き続き泉崎村内を走り、泉崎横穴を目指します。
泉崎横穴は装飾壁画で有名ですが、もちろん今日は見れないことは分かっています。
でも、せっかくこちらに来ているので、今後のツアーに入れることを考え、場所の確認だけでもしておきましょう。
お、ここですな。
駐車場は無いようです。
詳しい説明板がありますね。
ここに書いてある通り、福島県内の装飾古墳は浜通り地方にいくつかありますが、中通りでは唯一ここだけで、会津地方では見つかっていないようです。
「装飾古墳」といっても、泉崎横穴のように石室の壁面に装飾がある以外にも、石棺に装飾が施されているのが見つかった古墳も装飾古墳といいます。
そしてその「装飾」ですが、顔料を用いて絵を描くのもそうですし、硬いもので傷をつけて線刻するのも「装飾」と呼ばれます。
装飾古墳の分布は偏っていて、もっとも豊富なのは福岡や熊本などで、それ以外には山陰と関東では神奈川・千葉・茨城、そしてここ福島となり、東日本では圧倒的に線刻画が多い中、泉崎横穴は珍しく着色によって「絵画」が描かれているのです。
こんな絵が描かれているんですね。
装飾古墳も古墳マニアの中では人気の高いジャンルですが、私自身はこのジャンルに参入したのはクラツーで福岡県宮若市の竹原古墳を案内することになってからです。
竹原古墳の壁画はこんな感じです。
これは古墳の前にある説明板の写真を撮影したものです。
ついでながら、最近では茨城県ひたちなか市の虎塚古墳もご案内してきました。
こちらは埋蔵文化財センターに展示してある模型です。
虎塚古墳も東国では珍しい着色画ですね。
以上のように、私は装飾古墳に興味を持ち始めてからまだ2年くらいですから知識も貧弱なわけですが、間違いなく装飾古墳の魅力に憑りつかれてしまっています。
話を泉崎に戻して・・・
福島県内の代表的な装飾古墳にはこのようなものがあります。
もちろん他にもたくさんあると思いますが、こちらに表示されているのはすべて横穴ですね。
横穴墓というと高塚古墳よりも低く見る方もいらっしゃいますが、横穴墓であっても古墳の一種ですし、高塚古墳に負けない豪華な副葬品が見つかる場合があります。
私は今、横穴墓についてももっと深く知りたくて探求中です。
横穴前の眺望。
それでは、まだ時間があるので本日の最後は白河市内の遺跡探訪をしようと思います。
⇒この続きはこちら
原山1号墳では墳丘がよく分かりませんでしたが、引き続き泉崎村内を走り、泉崎横穴を目指します。
泉崎横穴は装飾壁画で有名ですが、もちろん今日は見れないことは分かっています。
でも、せっかくこちらに来ているので、今後のツアーに入れることを考え、場所の確認だけでもしておきましょう。
お、ここですな。
駐車場は無いようです。
詳しい説明板がありますね。
ここに書いてある通り、福島県内の装飾古墳は浜通り地方にいくつかありますが、中通りでは唯一ここだけで、会津地方では見つかっていないようです。
「装飾古墳」といっても、泉崎横穴のように石室の壁面に装飾がある以外にも、石棺に装飾が施されているのが見つかった古墳も装飾古墳といいます。
そしてその「装飾」ですが、顔料を用いて絵を描くのもそうですし、硬いもので傷をつけて線刻するのも「装飾」と呼ばれます。
装飾古墳の分布は偏っていて、もっとも豊富なのは福岡や熊本などで、それ以外には山陰と関東では神奈川・千葉・茨城、そしてここ福島となり、東日本では圧倒的に線刻画が多い中、泉崎横穴は珍しく着色によって「絵画」が描かれているのです。
こんな絵が描かれているんですね。
装飾古墳も古墳マニアの中では人気の高いジャンルですが、私自身はこのジャンルに参入したのはクラツーで福岡県宮若市の竹原古墳を案内することになってからです。
竹原古墳の壁画はこんな感じです。
これは古墳の前にある説明板の写真を撮影したものです。
ついでながら、最近では茨城県ひたちなか市の虎塚古墳もご案内してきました。
こちらは埋蔵文化財センターに展示してある模型です。
虎塚古墳も東国では珍しい着色画ですね。
以上のように、私は装飾古墳に興味を持ち始めてからまだ2年くらいですから知識も貧弱なわけですが、間違いなく装飾古墳の魅力に憑りつかれてしまっています。
話を泉崎に戻して・・・
福島県内の代表的な装飾古墳にはこのようなものがあります。
もちろん他にもたくさんあると思いますが、こちらに表示されているのはすべて横穴ですね。
横穴墓というと高塚古墳よりも低く見る方もいらっしゃいますが、横穴墓であっても古墳の一種ですし、高塚古墳に負けない豪華な副葬品が見つかる場合があります。
私は今、横穴墓についてももっと深く知りたくて探求中です。
横穴前の眺望。
それでは、まだ時間があるので本日の最後は白河市内の遺跡探訪をしようと思います。
⇒この続きはこちら