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壬生一里塚との予期せぬ出会いは嬉しかった。
つぎは古墳としては本日最後です。
栃木県最大の前方後円墳である吾妻古墳ですよ。
この辺かな・・・
自家用車であれば停められますが、クラツーでバスで来るとしたら、近くにある少し広い道で留め置きかな。
まあともかく、古墳を見ましょう。
いた・・・
ハロー。
説明板もきちんとありますよ。
栃木県最大の前方後円墳・・・
127m・・・
もう少し成長してほしかったなあ。
まあ、隣の群馬県が凄いのでどうしても比較してしまいますし、また逆隣の茨城県も結構イケてますからね。
でも、古墳の魅力は人間と一緒で大きさだけではない!
墳丘図を観察すると面白い点がありますね。
まず、横穴式石室の位置。
前方部に主体部を設けるのはこの地域の古墳の特徴ですが、主軸を東西方向にせず南北方向にしたため、前方部の底辺に入口があります。
そしてそこで使われていた玄門石と天井石はさきほど壬生城跡で見てきましたね。
想念で思い出してください・・・
ほらさっき見たのが見えてきましたよ・・・
ふわー。
ふわふわー。
ふぁー。
古墳めぐりをしているとこういう特殊能力が身につくようになります。
もう一度墳丘図を見ると、基壇の北東側に小さな塚状のものがありますね。
その南側の小さな造出のようなものは自然の崩落かなあ。
周堤はないようですね。
では行きますよ。
後円部のカーブ。
墳丘西側を南下します。
道を歩いて行くと自然と基壇の上に登ってしまいました。
立派な石柱がありますよ。
これが立っているのは基壇の上なわけですが、基壇の存在にもし気づかなかったら眼前に見えている2段目のみが古墳に見えてしまいますね。
では、墳頂へ登ります。
栃木県最大の前方後円墳ですが、下野型の特徴である上段の面積が少ないというのは一緒ですから、墳頂は細尾根のようになっています。
前方部へ向かいましょう。
前方部墳頂の形状も一般的な前方後円墳と違って切り立った山頂のようになっていますね。
先ほど見た墳丘図に書かれている通り、前方部側にも墳頂と行き来できる道が付いています。
墳丘図で見ると、石室があったところに道がついているため、石室の石が取り払われた後、もちろん埋めたはずですが、凹みが残っていて自然に道になってしまったのかもしれません。
後円部方向を見ます。
基壇まで降りましょう。
周溝を見下ろします。
基壇から振り返ります。
前方部から「くびれ」を強調したいつもの写真が撮りたい。
ここから見るとこれだけが墳丘のように見えますが、ここは基壇の上ですからね。
さて、本日の探訪でとくに楽しみにしていた吾妻古墳を見ることができました。
ここもクラツーで案内したいなあ。
※その後、コースを造って売り出したのですが、最少催行人数に達せず中止となりました・・・無念
今日は出発が遅かったし、夜も早く帰らないとならないのであまり見れていませんが、つづいて下野国府跡を見て終わりにしますよ。
(つづく)
壬生一里塚との予期せぬ出会いは嬉しかった。
つぎは古墳としては本日最後です。
栃木県最大の前方後円墳である吾妻古墳ですよ。
この辺かな・・・
自家用車であれば停められますが、クラツーでバスで来るとしたら、近くにある少し広い道で留め置きかな。
まあともかく、古墳を見ましょう。
いた・・・
ハロー。
説明板もきちんとありますよ。
栃木県最大の前方後円墳・・・
127m・・・
もう少し成長してほしかったなあ。
まあ、隣の群馬県が凄いのでどうしても比較してしまいますし、また逆隣の茨城県も結構イケてますからね。
でも、古墳の魅力は人間と一緒で大きさだけではない!
墳丘図を観察すると面白い点がありますね。
まず、横穴式石室の位置。
前方部に主体部を設けるのはこの地域の古墳の特徴ですが、主軸を東西方向にせず南北方向にしたため、前方部の底辺に入口があります。
そしてそこで使われていた玄門石と天井石はさきほど壬生城跡で見てきましたね。
想念で思い出してください・・・
ほらさっき見たのが見えてきましたよ・・・
ふわー。
ふわふわー。
ふぁー。
古墳めぐりをしているとこういう特殊能力が身につくようになります。
もう一度墳丘図を見ると、基壇の北東側に小さな塚状のものがありますね。
その南側の小さな造出のようなものは自然の崩落かなあ。
周堤はないようですね。
では行きますよ。
後円部のカーブ。
墳丘西側を南下します。
道を歩いて行くと自然と基壇の上に登ってしまいました。
立派な石柱がありますよ。
これが立っているのは基壇の上なわけですが、基壇の存在にもし気づかなかったら眼前に見えている2段目のみが古墳に見えてしまいますね。
では、墳頂へ登ります。
栃木県最大の前方後円墳ですが、下野型の特徴である上段の面積が少ないというのは一緒ですから、墳頂は細尾根のようになっています。
前方部へ向かいましょう。
前方部墳頂の形状も一般的な前方後円墳と違って切り立った山頂のようになっていますね。
先ほど見た墳丘図に書かれている通り、前方部側にも墳頂と行き来できる道が付いています。
墳丘図で見ると、石室があったところに道がついているため、石室の石が取り払われた後、もちろん埋めたはずですが、凹みが残っていて自然に道になってしまったのかもしれません。
後円部方向を見ます。
基壇まで降りましょう。
周溝を見下ろします。
基壇から振り返ります。
前方部から「くびれ」を強調したいつもの写真が撮りたい。
ここから見るとこれだけが墳丘のように見えますが、ここは基壇の上ですからね。
さて、本日の探訪でとくに楽しみにしていた吾妻古墳を見ることができました。
ここもクラツーで案内したいなあ。
※その後、コースを造って売り出したのですが、最少催行人数に達せず中止となりました・・・無念
今日は出発が遅かったし、夜も早く帰らないとならないのであまり見れていませんが、つづいて下野国府跡を見て終わりにしますよ。
(つづく)
加工したり動かしたりする方も嫌々では出来ない仕事。
凄い忠誠心なのかリスペクトなのか?少なくても労働と人間活動とのバランスも安心して出来たんでしょうね。
指示なりした方の統率力が現世でも欲しいです。
仕事しながら生活に困らずでしか出来ない作業ですね。