今日は元自衛艦隊司令官の五味睦佳先生の講演を1時間10分にわたり、最近の中国の経済力と軍事力の増強を甘く見てはいけない。日本の内閣府でも2030年には米国を抜くだろうと予想しているそうです。
特に中国は空母や対衛星兵器、電子戦、サイバー戦、統合防空システム、弾道、巡航ミサイル、高性能戦闘爆撃機、UAV,潜水艦、機雷戦等の総合的分野での増強を聞くだけでも身の毛がよだつ。
日本の自衛隊の軍事費の予算の比較からすれば大人と赤ちゃん位の差があるのではないかとどうしても考えてしまう。それに中国の軍事費は公表で二ケタの約16兆円に対し日本の軍事費は約6兆円だが、半分は人件費だ。しかし我々は外からの情報を調べてみると中国の公表されている軍事費よりもっと多いと聞いている。
そうするとこれから日本と中国の軍事力のバランスはケタ違いだ。もう独自で戦う力はない。やはり日本の防衛はアメリカなしでは考えられない。今の日本政府の考えではアメリカはどこまで日本を守ってくれるか疑問だ。やはり戦後のGHQで作られた憲法を改正する事が先決だ。もう考える余地はない。
中国は想像以上に強力な軍事力を展開して来るだろう。それに五味先生の話しの中で一番怖いと思ったのは地対艦の弾道ミサイルDF-21Dだ。この弾道ミサイルは上空高く飛ばして相手の標的に対して上空から真っ直ぐ落ちて来るから速度が速い。それに対し地対空ミサイルで落とせるかどうか疑問だ。
空気抵抗の少ない弾道ミサイルの方が遥かに有利だ。これが成功すれば例えアメリカの空母でも作戦海域に近づくことも出来ない。ここまでくればアメリカも海軍戦略を見直さなければいけない。日本にとっては大変だ。今まで空母は中国に対しての最大の抑止力になっている。
政府も真剣にこの問題に取り組み憲法改正は急がなければいけない。いわゆる自主憲法だ。国民も戦後の日教組教育によって平和ボケになってしまった。さすがにアメリカのGHQで作られた日本弱体化憲法はその役目を果たした。その結果が今の体たらくになった日本人を見れば大成功だったと云える。この体たらくになった日本人を冷静に見ているのが中国だ。
いずれにせよ、中国は日本を属国化しようと未来図を描いてるに違いない。本当は私としたら多くの国会議員の先生方に聞いて貰いたかった。国は総力を挙げて今の日本国の現状を見てください。座して死を待つと云う事でしょうか。早く憲法を改正して下さい。それからが新生日本の始まりだと私は思っております。
君が代
http://youtu.be/8iuYxdXFPbc