私は、意志が弱い。
強くなりたいけれど、弱い。
だから、この手の本を読む。
ずっと、そばに置いているのは、3冊。
今日は、そのうちの2冊を開いた。
ページはあやふやでも、何となく好きな言葉があって。
そこを、探して、読む。
今日は、まずは、片付けをしたいけれど思い切りがいかずに、
頼った言葉。
「もっともささやかな行動の方が、もっとも大胆な心構えよりもつねに望ましいのです。」
「困難だからやろうとしないのではない。やろうとしないから困難なのだ。」
「人間がもっている最高の資質は、困難な状況をもっと賢明で前向きな方法で再構成し、解釈しなおす能力です。」
「どんな問題を処理するにせよ、自分たちがおかれている状況の責任は自分たちにあることを認める勇気をもち、私たちはその逆境を有利な立場に変える能力もあることを理解しなければなりません。人生最大の逆境は、つねに人生最大の幸福を示してくれるのです。」
「強固な意志の証は、楽しいことや楽なことをしているときに発揮されるわけではありません。深い道徳的権威の兆しは、その人物がやりたいことをしている時ではなく、やるべきことを堅実にやっている時にあらわれるのです。」
そんな言葉を読まなければ片付けできないなんて、ホントに私はそこまで片付けするのがコワいんだろうか、って感じですよね。
けれども、そのおかげで、片付けにスムーズに入れて、結果花まで飾るぐらいに綺麗にした。
その後、もう1冊の本を開いた。
「なりたいものがあるなら
なれるように工夫をする。
やりたいことがあるなら
やれるようにしていく。
すぐにできなことでも
時間をかければ
やれることはたくさんある。
…自分の思いは大切なもの。」
絵本を描きたいという夢は昔からあった。
でも、いつも挫折して、一冊も仕上がったことがない。
ストーリーだけ、賞に出したりもした。
今日、片付いた机の上で、久しぶりに童話の構想を練った。
昔考えていたものの、再構成だけれども、
なかなか有意義な時間だった。
ほんの20分足らずの時間だったけれども、
こんな時間を、これからも時々持てたらいいなぁと思う。
やはり、仕事をしていない分、やりがいは見つけたい。
4月から、軒並み復帰する友人たちを、
羨望のまなざしで見てしまう自分がいる。
「私も学芸員の資格使って、再就職でもしてみようか…。」
なんて一瞬思って、美術館の募集を調べてみたり。
でも、やっぱり、そういう線じゃないんだ。
私がやりたいことは、そういう方向じゃないんだ。
そう、自分の中でブレーキがかかった。
じゃ何をしたいの?
何になりたいの?
どう生きたいの?
結論としては、日々、優雅に生きたい。
生活を充実させたい、それに尽きる。
旦那を喜ばせたい。子供に対していい母でいたい。
そのためにも、ウチのことはもちろんのこととして、
プラス何かを、見つけたい。
少し前は、ポストカードデザイナーなどに憧れていた。
実際、何点か描いてみたりもした。
けれども、何かが違う。
そんな小さなこと考えてちゃ、ダメなんじゃないか?って。
そうだよ、どうせなら、やっぱり絵本出したい。
絵本、まずは一冊完成させよう。
冬までに。
題は「みーちゃんのてぶくろ」
もう決まっている。話もだいたい。
ただ、テクニックがない。
でも、この際、素人くさくてもいいんじゃないか?
素人なんだから。
出版とか、そういうことはまずは考えずに、
手作り絵本と言う形で、完成させようと思っている。