RIKAの日常風景

日常のちょっとしたこと、想いなどを、エッセイ風に綴っていく。
今日も、一日お疲れさま。

いたずらきかんしゃちゅうちゅう

2011-08-19 15:35:41 | Rikaの絵本評論。

 

    レトロな、質素なイメージの、この一冊。

    すごい、スタイリッシュで、所有してる、それだけでも満たされるよう。

 

    「ちいさいおうち」で有名な、バージニア・リー・バートン の絵。

   版画を用いています。全ページ、白黒。But内側の表紙はとってもきれいなカラーです。

  

   内容はシンプル。いたずらな機関車ちゅうちゅうが、脱走してしまう話だ。

  ブレーキの音とか、汽笛の音とか、擬音語を随所に使っていて、お話の文章もしっかりしている。3~4歳からが適当だろう。カラーじゃないことは、そんなに心配しなくても、子供は版画の絵に食い入るように見つめる。

  最後は、観念して、やっぱり元の仕事に戻る。

 それは、教訓的であるようにも思えるが、ごく自然な話で共感する。

 大判と小さい判が出ているが、せっかくなら大判を買うのがお勧めです。

 ちなみに、うちにあるのは、おばあちゃんがプレゼントしてくれたものです。

 子供に媚びない、名詞の使い方(アーチボールドなど)も、いいなぁと思う。

 100%理解されずとも、いいのです。そう思う。

 そして、話の全体を通じて、なんとも言えない「愛」が感じられるのは私だけだろうか。

 ちゅうちゅうを心配する、ジム・オーリー・アーチボールド、この三人は、ちゅうちゅうを可愛い存在に見せるのに効果的に登場していると思う。

 ちゅうちゅうは、機関車と言え、既に命ある生き物のよう。

 ちゅうちゅうに感情移入できるので、面白いのだ。

 3歳のお誕生日などにお勧めの一冊だ。

 

 

 

 

 

 


今、そしてこれからのこと。

2011-08-18 21:40:32 | 私の想い

 

  記録的な猛暑が、今夜から一段落しそうだ。

  久しぶりに、ブログUPします。

 

  節電休暇(8/1~8/7)に沼津で過ごしました。

  その英気が、継続出来ている感じ。

  12月から新居に移るのを前に、家事をまともにやる習慣をつけたくて、最近実行しています。

  やはり、ある程度、家事がちゃんと行われてないと、快適な生活出来ないって、常々思ってたので、最近の自分は好きになりました。自分でも嬉しい。

 沖 幸子 の本にあるけれど、秘訣は「ためないこと。」なのだと思う。

 たまると、余計にやりたくなくなって悪循環。それは今まで嫌と言うほど経験してきた。

 きれいを保つには、ある程度、覚悟が必要。

 そう、家事に裂く時間を、けして軽視しない、そういう覚悟。

 

 家事は、大切だなって、改めて思った10日間。

 そう、昨日で、きれいをキープし始めて10日突破しました。

 私にとっては快挙です。きっとYくんも内心びっくりしてると思います。

 

 だれのためでもない、自分のため、家族のため、なんだって。

 そう、思うことにしようと・・・。

 誰よりも、自分が幸せになれる。

 もちろん、誰かが訪問してくれる時は、ちょっとはりきって花まで飾ったりしますが、

 誰かが来てくれる時だけ、じゃない、日常的にきれいを保つ大切さ。

 この10日実践して、確信をもてました。

 

 ところで、Mちゃん、1歳3ヶ月になったのに、まだ歩けません、、、。(汗)

 でも、聞くところによると、Yくんも歩き出したのが遅く1歳5ヶ月ごろだったそうなので、この際焦らないでいこうと思います。

 でも、掴まり立ちは得意げにしているし、もうあとは時間の問題でしょう。

 

 ここのところ、10月末締め切りの絵本のグランプリに向けて、取り組んでいますが、

 昨日・今日は全然アイディア出ず、なんだか自信なくしてます。

 こんなんじゃ、絵本作家なんて無理なんじゃない?って思ってしまいます。

 もともと、絵がずば抜けて上手いわけでもない、むしろ苦手意識があるぐらいです。。

 

 それで、今日は、ふと思いました。

 絵本のコーディネーターとか、学芸員、評論、のような仕事の方が自分って向いてるんじゃないか?なんて・・・。

 絵本に関しては、人よりは詳しい自信があって、もっともっと吸収していきたい意欲もある。

 私は、もともと、絵本が好きなのだ。

 そういう環境で育った。

 母は、学校の司書でした。絵本は身近にたっくさん溢れていました。

 いわゆる良書を、母は私たちに常に提供してくれました。

 母は今、4ヶ月検診の親子に向けた「ブックスタート」の読み聞かせや、お話をするボランティアをしています。それは、母にとても似合っているなぁと、嬉しくなります。

 私に出来ることはなんだろう。って時々思います。

 私は、もしかしたら、創作する側より、既存の素晴らしい絵本たちを紹介する側の人間になるべきなんじゃないか、と。

 そのためには、でも、どうしたらいい?

 まずは、H樹・Mちゃんにとことん、絵本に親しんでもらうことじゃないか、って思います。

 そして、自分も親しんで、消化して、理解して、それで、評論・紹介など出来たらいいなぁと。

 偉そうですが、そういう仕事が向いているかもしれないと、思えてきました。

 でも、切り口が見つからないって言うか、何から始めていったらいいか・・・。

 さしあたって、このブログに、評論のコーナーを設けました。

 明日から、順次、絵本の紹介をしていこいうと思っています。

 それは、自分で、絵本をどう理解してるか、自分でも知るためです。

 文章にすることで、わかることが、あるって思うから・・・。

 でも、苦しんでやらないように、気をつけたいと思います。

 きままに書かせて頂きます、ご了承ください。

 それでは、お楽しみに。

 

 

 


デザイン変更。

2011-08-07 22:28:38 | 日記。

 

   デザインを、また植物のに変更しました。

   小説を読んで下さっている人がいるようなので・・・。

   黒いと読みにくいかなぁと。

    ありがとうございます。

   ちなみに、小説とは、右下のカテゴリーの中の「連載小説」冬枯れのヴォカリーズのことです。秋からの設定ですが、ご興味ある方、お暇があったら読んでみて下さい。