6月も、いよいよ明日で最終日。
自分にとって、6月は、特別な月。そう、自分の誕生月だから。
梅雨はジメジメして、洗濯物も乾かなくて嫌な反面、
色々なことを、しっとり包んでくれるから、好き。
ここ最近は、Mちゃんとの時間にちょっと疲れ気味だった。
それで、保育園の一時預かりの登録にも行って来たりした。
でも・・・。
結論から言えば、今は、まだ、色々焦らない方がいいかなって。
預けるにも、色々大変な面はある。
呼び出しも、あるかもしれない。
そんなことを考えたら、心配になってしまって・・・。
来年4月からは、無条件に、時間が出来る。
それまでの間、少しは、Mちゃんとも向き合って過ごせれば、と。
幸いにして、娘は、絵本が大好き。
だから、Mちゃんに絵本を読んであげる時間が、自分にとって貴重な勉強の時間でもある。
ストーリーの組み立て方、構図、画風を味わう、など・・・。
今日は、渋谷、文化村ザ・ミュージアムで開催中の、
「レオ・レオニの仕事」
を、家族で鑑賞してきました。
ひと言、良かった。
すごく、よかった。
ただ、混んでいたのが残念だったけど、でも、レオ・レオニがこんなに人気なのも嬉しかった。
絵はがき数枚と、図録と、絵本3冊買って来た。
そして、久しぶりにドゥ・マゴ・パリでお茶。
家族で、なんて初めてだった。
昔は、そう、学生の頃、姉とよくお茶したものだった。
今、考えると、学生のときって、あんなに膨大な自由があった。
途方もない、素晴らしい(はずの)時間だった。
なのに、けっこう、無為に過ごしてしまった。。
でも、人生は、やり直しはきかない。
それでも、あの頃はあの頃で、何かに、がんばってた、んだと思う。
あの頃にしか、出来ない、何かを・・・。
レオ・レオニの話に戻るが、レオ・レオニも、絵本作家としてのスタートは、遅い。
49歳ぐらい。
有名な絵本作家は、たいてい、若い頃、デザイナーだった人が多い。
絵本と言う、デザインの宝庫を、作れるのは、やはり、そんな洗練された人々なのだ。
自分は、30代後半になったけれど、焦ることはないんだと思う。
じっくり、丁寧に、今まで、温めてきたものを、4月から、ドワッと開花させよう。
それまでは、机の上の勉強が多くても構わないかもしれない。
本当は、手を動かさなければ、前には進めないって、それは分かってる。
でも、素養も、大事。
今日、展覧会のあと、代々木公園へ行って感じたのは、
自然と戯れることの大切さ。
そう、自分は、福島で、たっくさんの自然に囲まれて育った。
両親は、色々な美術館にも連れて行ってくれた。
全国を旅行もした。
私が、両親に恩返し、出来ることがあるとすれば、ただ一つ。
毎日、家族を守ることはもちろんのこと、
やはり、絵本の道に進むこと。
私には、やはり、絵本が向いていると・・・。
音楽は、その肥やしにもなっているし、重要な「アイテム」ではあるけれど、本業にはしない。
ピアノは、嗜む、楽しむ、ものでいい。そう思っている。
でも、いっぱい弾ける人たちを、時々、羨ましくも思う。
自分も、少しずつ新しい曲も練習したいな、とも思う。でも・・・
2兎を追うもの1兎も追えず・・・になるのは避けたい。
私は、絵本だけを、追求していきたい。
今日、レオ・レオニ展に臨んで、そう感じました。
感情の機微、色々、繊細な(?)部分を、物語に反映させて、いければ・・・。
絵本は、永遠の、恒久な、もの、である、と
そう思える絵本を、作っていけたら、って思う。
それでには、やはり時間が必要。
少しずつでも、時間を作って、少しずつでも、進んで行けるように・・・。
そして、子供が、だんだん独り立ちしてきた、50代頃に、充実した創作の時間を作って行けたら・・・!!
でも、今は今で、がんばりたいけれど・・・。(笑)
さしあたって、10月に応募予定の、お話の、推敲でもしようかな。