あんまり授業を取りすぎると、楽しいはずの勉強も、お仕置きのように辛くなってしまう。ちょっと取りすぎちゃったみたいで、常に疲れていて、目的地にたどり着く前に、ガソリン切れになりそう。
リコーダーの先生と、木管楽器主任の先生に、心配かけてしまったみたいです。Mature studentだから、ただえさえ目立つのに、あんまり疲れた顔しないようにしなくちゃ。でも、1年生の分の勉強も、作曲の勉強も、いろいろ詰め込みすぎたのは事実。仕方がないので、何かをあきらめなくちゃ。
月曜日の聴音の授業、多分、私にとっては一番必要ないと思う。先生と交渉かな。10月31日から、月曜日の朝一の飛行機が7時から6時に変わる。つまり、朝の4時には空港に着かなくちゃいけない。3時に起きて、飛行機に乗ってバーミンガムへ飛んで、9時から和声の授業。最後のレクチャーが終わるのは午後4時45分。月曜日は帰りは早いけど、朝早くて飛行機に乗る分、どっと疲れる。でも、疲れたなんて、誰にも言えない。自分が好きなことをやらせてもらってるんだから。
でも、私も若いわけじゃない。自分の息子よりも若い学生と勉強してるんだから。
リコーダーと木管楽器主任の先生たちが心配してくれたのは、身体のこともそうだけど、精神的なこと。今は薬は飲んでないけど、鬱病と不安障害があるから、精神障がい者であることは変わらない。
無理は続かないから。
明日の最終便で、グラスゴーに戻ります。でもその前に、古楽のワークショップとかコンサートとか、忙しい。部屋に掃除機もかけたいし。
毎日夜遅く帰って、忙しくて疲れてるけど、こんなに充実した生活ができることはありがたい。
リコーダーと作曲と、2足のわらじを履いて、どこまで行けるでしょう。
リコーダーは、音が変わってきたのが自分でもわかる。より良い音が出るように。
昨日はイサン・ユンのChinesische Bilder、そして今日はバルサンティのヘ長調のソナタのレッスンを受けた。先週までは、音の出し方とか、音階とか、基本ばかりだったから、ようやく曲にたどり着いた。
でも、ちょっとでも油断すると、すぐに悪い癖が出てしまう。息が安定しなかったり、タンギングが強すぎたり、肩に力が入ったり、口の中や顎に力が入ったり。指がリコーダーから離れてしまったり。
それでも、自分でもはっきりと上達しているのがわかる。音の質が変わった。
ただ、一番混乱するのはアンサンブルの授業。特に、ルネッサンスのリコーダー、ピッチが半音高いから。ようやくバロック・ピッチに慣れてきたのに、今度はルネッサンス。吹いている音と、楽譜に書いてある音と、指が違う感じようにて、すごく違和感がある。でも、バスリコーダーG管とか、普段吹くことがないリコーダーを吹かせてもらって、良い体験をさせてもらってます。A管のアルトになると、大混乱。でも、リハーサルを止めるわけにもいかないし。ただ黙々と吹いてます。他の学生の足を引っ張らないように。
コンサートへ向けての練習もしてます。私はまだかなあと思ってたら、先生が私に何か演奏させたいみたい。ルネッサンスだけじゃなくて、現代曲、広瀬量平のイディールでは、ソプラノとアルトの両方を吹くパートを担当することになったし。最後に即興する部分もあって、面白い曲です。
そろそろ寝なくちゃ、明日の朝は15世紀とかの楽譜を初見で演奏しなくちゃいけない。
そうそう、飛行機が遅れないといいけど。2週間前は、飛行機が遅れて、ようやく飛び立ったのは深夜過ぎていたから。次の日の朝から夜遅くまでピアノを教えるのが大変だった。今週末も忙しい。休む間がない。だから、飛行機が時間通り飛んでくれれば助かるんだけど…
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