自分の本音が見えた。
音大が始まってから、バタバタしていて、常に疲れていて、なかなかいろんなことが考えれなかった。
やらなくちゃいけないことはまだまだあるんだけど、今日は、自分の本音がよく分かった。
リコーダーの現代音楽のパフォーマンスクラスで、自分が一番好きな曲を演奏した。思いっきり、大きな世界を意識して、これがこの曲を吹くのが最後だと思って吹いた。だから、音がうまく出せなくても、最後まであきらめないで一生懸命吹いた。
そしたら、すっきりしたのと、みんなの反応がすごく良かったのと、先生の言葉がすごく励みになったのと、伴奏者と相性が良かったのと・・・・ 自分でもよくわからないんだけど、すごく前向きになれた。
「この曲、5月のリサイタルで演奏したら?」って言われた。
感情的に、この曲って、演奏できないこともある。辛くなったりすることもある。変かもしれないけど、曲と仲良くできる時と、喧嘩になる時と。もう楽譜も見たくないって思う時もある。でも、オーディエンスの前で演奏すると、楽しくて楽しくて。
まだまだ学ばなければならないことがたくさんあるし、良い音も出せないし、技術的に他の学生に劣るのだけど、人前で演奏することが好きなんだ~。小さなころから人前で演奏することは好きだった。楽器が変わっただけで、それは変わってなかったのかも。
あきらめようとしていたこと、あきらめなくても良い。まだ頑張れる。だから、バーミンガムに来たんだよね。夢に近づくために、ここまで来たんだから。無謀って言われても、それでもやめないで来たんだから。
きっとできる。仲間がいる。みんな協力してくれる。
来週は、ロンドンで古楽のイベントがあって、そこで演奏する。みんなの足を引っ張らないように。
不安になることも多いけど、一つずつやっていこう。できることから。
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