おたまじゃくしを眺めながら。

おそらく、音楽の話が中心になると思います。思っていることを、綴っていきたいと思います。

ハンディ―じゃない

2021-11-30 11:04:16 | 日記
 何をやっても上手く行かないから、その分上手くできない人の気持ちがわかるんだよね。そういう時に、どうしたらいいかとか。

 リズムが取れないから、子どもの頃、バレエを習わされた。体で覚えるのが一番早い。でも、それでも苦手だから、いろいろ工夫して来たんだけど。最後に行きついたのがダルクローズのリトミックだった。日本で流行ってるらしいけど、こっちでは全然。リトミックを独学で勉強して、グラスゴーでリトミックのクラスを教えていた。スコットランドには、私と、もう一人エディンバラに先生がいるだけみたい。エディンバラの教室は、まだ続いているらしい。私は6年前に止めてしまった。

 本当の所は、それで解決したわけじゃない。やっぱり私はリズムが苦手。でもね、できないわけじゃないの。人より時間がかかるだけなの。リズムができないのって、音楽家にとっては致命的だよね。

 手が小さいから、ピアニストには向いてないとか、声に特徴がないから、声楽家にはなれないとか、常にやりたいことを否定されて来たけど、結局続けてる。
 生徒さんの方が、手が大きくなる。羨ましい。でもね、弾いて見せるのは、手が小さくても、こんなことできるんだよ~って。それを武器にできるんだよって。子どもの頃、指を一生懸命ストレッチしたから、指が曲がってる。まっすぐじゃない。

 話は変わるけど、そこまでしても、女の人って結婚すると、主婦になって、それまでやって来た物がどうでもよくなっちゃうのかなあ~。まだまだ家事や子育ては女の人の仕事だよね。

 ○○さんの奥さんとか○○ちゃんのお母さんになっちゃうんだよね。

 女として生まれてきて、良かったと思うけど、そういう部分はあんまり好きじゃないなあ。

 よく考えると、ドイツにいた時も、常に姉の妹として見られていたんだよね。○○さんの妹。
 ドイツで、絵の個展を開いた時も、○○さんの妹の展覧会だって~って来てくれた人がたくさんいた。
 小学校、中学校でも、先生たちは、○○の妹って呼んでたし。
 ピアノを教えていても、○○君のピアノの先生になってる(笑)
 そういう運命なのかな?そもそも、それ自体が、私のアイデンティティーなのかな?誰かにいつも、乗っかってる感じ(笑)きっと、一人では存在できない。

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